今のうちに読んでおきたい!通訳ガイドにおすすめの本20選

通訳ガイドスキルアップ

「 知識・見聞を広げるためには、他人の意見を聞き、自分の考えを深め、書物も読まなければならない。 」と、福沢諭吉は『学問のすすめ』で述べています。
忙しい毎日でも、時間を見つけて本を読み、自分の力にしたいもの。
今回は、5つのカテゴリーに分けて、ガイドさんにおすすめしたい本を選びました。
通訳案内士に興味があり、その仕事について知りたい人に読んでほしい本から、実際のガイディングに役立つ本、根本的なコミュニケーション力やリーダーシップについて学べる本、そしてガイドとして大切なこと、しかし忘れがちな「旅人」としての立場に立つことを思い出させてくれる本をご紹介していきます。

  1. 通訳案内士・ガイドについて学ぶ本
    1. 1. 通訳ガイドというおしごと 仕事の始め方から技術を磨くコツまで アルク はたらく×英語シリーズ
    2. 2. 外国人を観光案内したい! と思ったら読む インバウンドガイドの教科書
  2. 英語ガイドに役立つ本
    1. 3. 旅に出たくなる地図 日本 20版
    2. 4. 日本の365日を愛おしむ ―毎日が輝く生活暦―
    3. 5. 外国人から日本についてよく聞かれる質問200 外国人観光客からはよく聞かれるのに 日本人には想定外の質問あれこれ (CD付) 
    4. 6. Lonely Planet Japan (Travel Guide)
    5. 7. 英語でガイド! 外国人がいちばん食べたい 和食90選
    6. 8. 日本の地理・歴史・文化を英語で表現する
    7. 9. 英語でガイドする日本――海外ゲストが行きたい東日本の名所 
    8. 10.英語でガイドする日本――海外ゲストが行きたい西日本の名所 
    9. 11. 英語で読む外国人がほんとに知りたい日本の文化と歴史
    10. 12. グーグルマップ Googleマップ 完全活用術 仕事の効率を上げる無料地図サービスの活用ワザ
  3. ホスピタリティを学ぶ本
    1. 13. 仕事ができる人はなぜハンカチを2枚持っているのか?1秒で相手の心をつかむ「気くばり」の習慣
    2. 14. ディズニーが教える お客様を感動させる最高の方法
  4. コミュニケーション・リーダーシップを学ぶ本
    1. 15. 人蕩術奥儀―人蕩術とは人たらしの術である
    2. 16. プロが教えるはじめてのNLP超入門
  5. 旅の楽しさを思い出させてくれる本
    1. 17. アルケミスト―夢を旅した少年
    2. 18. 国境のない生き方: 私をつくった本と旅
    3. 19. 旅情熱帯夜
    4. 20. 街道をゆく
    5. いいね:

通訳案内士・ガイドについて学ぶ本

1. 通訳ガイドというおしごと 仕事の始め方から技術を磨くコツまで アルク はたらく×英語シリーズ

通訳案内士のお仕事一本で生計を立てるのは、まだまだ厳しい世の中。そんな中でガイド一本で生きていくためには何が必要か、仕事の始め方からガイドの技術を磨くコツまで、ノウハウが分かりやすくまとめられた一冊です。

2. 外国人を観光案内したい! と思ったら読む インバウンドガイドの教科書

ガイドに求められる知識やスキルが一冊にぎゅっと凝縮。日本の文化や歴史など、ガイディングに必要な基礎知識のほか、ガイド業務に関わる法令や制度まで書かれている、まさに「インバウンドガイドの教科書」です。ガイド時に使えるツアープランニングシート付!

英語ガイドに役立つ本

3. 旅に出たくなる地図 日本 20版

Google マップも良いけれど、やっぱり紙の地図がいいという人向けの一冊。地図中に全国の観光地が解説付きで紹介されており、スポットを俯瞰して見ることができるので、一連の行程を考えるのに便利です。「有名駅弁」を紹介していたり、「歓楽温泉街」や思い出の新婚旅行」など、テーマ別に観光スポットが載っているため、自分でテーマを決めて地図を眺めるだけでわくわくする、仕事にもプライベートにも使える楽しい地図帳です。

4. 日本の365日を愛おしむ ―毎日が輝く生活暦―

1日1ページから2ページ、毎日365日読める日めくり暦本です。
毎日読む生活暦から得た豆知識で、日本の四季折々の行事や旬の食材などを話し、その日のツアーに特別感を演出するのに役立つ一冊です。

5. 外国人から日本についてよく聞かれる質問200 外国人観光客からはよく聞かれるのに 日本人には想定外の質問あれこれ (CD付) 

日本人にとって普通のことでも、外国人にとっては不思議なことだらけ。日本を訪れる外国人の突然の質問に、ドキッとすることも多いのでは?この本では、ボランティアガイドが実際に外国人から日本についてよく聞かれる200の質問と、その答え方の例を4つ紹介しています。「渋谷のスクランブル交差点にはなぜあんなに人が多いの?」「なぜ日本の名前は姓・名の順序なの?」など、ためになる情報ばかりです。

6. Lonely Planet Japan (Travel Guide)

言わずと知れたガイドブック。海外で日本のことをどのように紹介しているのか興味がある人は、ぜひ読んでみてください。旅行者が何を期待して日本に来ているのかを知るヒントになるかもしれません。

7. 英語でガイド! 外国人がいちばん食べたい 和食90選

フードツアーを中心にツアーを催行しているため、ツアー中に和食を説明する機会は多いです。身近な和食ですが、外国人に説明するとなると、以外と知らないことに気がついたり、うまく説明できないことは多々あります。和食の基本から、定番の和食、飲み物、和菓子、ご当地料理まで載っているので、この本はとても参考になりますよ。

8. 日本の地理・歴史・文化を英語で表現する

日々のガイディングにはもちろん、通訳案内士の試験勉強にも役立てたい一冊です。日本の地理、歴史、文化にまつわる、ぱっと訳すのが難しい日本語独特の表現を英語に訳して紹介しています。知識はもちろん、用語や言い回しのヒントを得るのにもおすすめです。

9. 英語でガイドする日本――海外ゲストが行きたい東日本の名所 

東京・日光・白川郷など、東日本の8地域41スポットを、通訳案内歴40年の著者が日英対訳で紹介しています。その長いガイド歴で培ってきたガイド力をぎゅっと凝縮した一冊で、ガイド業をするにあたって手元に置いておきたいバイブル的本です。

10.英語でガイドする日本――海外ゲストが行きたい西日本の名所 

9で紹介した本の西日本版。二冊読んでおけば、ガイディングに自信と希望が湧いてくるような、前向きな気持ちになる名著です。ユーモアにあふれているので、楽しく知識を深められます。

11. 英語で読む外国人がほんとに知りたい日本の文化と歴史

タイトルの通り、外国人が知りたい日本の文化と歴史の雑学を知り、それを英語で紹介できるようになるための本。日本文化を外国人の視点で学ぶ面白さがあります。
外国人が知りたいポイントを知るヒントになる他、英語の表現方法を増やすためにも大変役立つ一冊です。

12. グーグルマップ Googleマップ 完全活用術 仕事の効率を上げる無料地図サービスの活用ワザ

ガイドの仕事は、必ずしも自分がよく知っている場所を案内するわけではありません。よく知らない場所を案内するときに活用したいGoogleマップの、知っていて損はない上手な活用術を学ぶにはこの一冊。

ホスピタリティを学ぶ本

13. 仕事ができる人はなぜハンカチを2枚持っているのか?1秒で相手の心をつかむ「気くばり」の習慣

ガイドに必要なスキルは、英語力や知識だけではありません。
気配りやホスピタリティ精神というのも、ガイドには必須のスキルです。気配りを習慣づけることで、思わぬサプライズに繋がります。ガイディングで意識したい気配りのヒントを得て、ガイド力向上へ活かしましょう。

14. ディズニーが教える お客様を感動させる最高の方法

ディズニーと聞くと、最高峰のホスピタリティを思い浮かべる人も多いかと思います。ウォルト・ディズニー・カンパニーの人材教育・研修機関であるディズニーインスティチュートが教える、ディズニー独自の顧客サービスの手法の極意が詰まった本です。

コミュニケーション・リーダーシップを学ぶ本

15. 人蕩術奥儀―人蕩術とは人たらしの術である

人を惹きつけるためにはどうしたらよいのかという疑問に対して、そもそも魅力とは何かというところから論じ、答えを出してくれる一冊。残念ながら現在絶版になっているので、値段が高くなっているのですが、ぜひ読んでほしい本です。

16. プロが教えるはじめてのNLP超入門

NLPとは、「脳と心の取扱説明書」「実践的なコミュニケーションスキル」とも呼ばれる最新の心理学のこと。人の変化をつくり出すスキルを知ることは、自分の成長、変化させることにもつながり、ガイドにとって必要な、人の心をつかみ、動かすコミュニケーションを習得することが期待できます。興味がある人は、ぜひ超入門本のこの一冊から読んでみてください。

旅の楽しさを思い出させてくれる本

17. アルケミスト―夢を旅した少年

羊飼いの少年が、何度も同じ夢を見て、その夢を信じ宝物を探しに旅に出る物語。少年は旅の途中で出会う様々な人から、人生の知恵を学んでいきます。大切にしたいと思える言葉が多くちりばめられており、読後温かい気持ちになる一冊です。

18. 国境のない生き方: 私をつくった本と旅

「テルマエ・ロマエ」などの作品が有名な、ヤマザキマリのエッセイです。14歳でヨーロッパを一人旅し、17歳でイタリアへ渡り、これまで多くの場所を旅した彼女の、「こんな考え方があったんだ」というような、斬新なアイディアに溢れた一冊です。地球規模に生きるためのヒントがここに。

19. 旅情熱帯夜

写真家・竹沢うるまの1021日、103ヵ国をめぐる旅行記。
臨場感あふれる写真の数々、コラージュ写真と手記から、ほとばしるエネルギーを感じる一冊。旅に出た気分を味わえると同時に、無償に旅に出たくなる本です。

20. 街道をゆく

全43巻の紀行シリーズ。日本とはどういう国なのか、人間とは何かを見つめ直すのに良い本です。ユーモア溢れる司馬史観をご堪能ください。


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