【東京】築地マグロの競り見学ガイドのポイント(番外編)

通訳ガイドスキルアップ

最大120名限定の築地市場マグロ卸売場の見学に行かれた方は、見学者通路からみていて仲卸のエリアに外国人がいるのを不思議に思った方もいるかと思います。

「海外からVIPのゲストが来るのに、3時に築地に来てもらって3時間もあんな狭い部屋で待っててもらうなんて忍びない」

裏道がないわけではないようです。
(この先は契約ガイド限定にて)

 

仲卸にいる外国人は勝手に潜入しているのではなく、許可をもらってあの場にいます。
場内という点ではたまにほんとに潜入している≒迷い込んでいる人もいますが、
マグロの競りは仲卸でも競り帽を持った人に限られることもあり、そこに迷い込む外国人はいません。

仲卸さんは海外と取引がある会社も多く、そうした取引先が築地を視察に来ることもしばしばあります。

そうした訪問者向けに、仲卸が築地市場で正規のルートから申請をすると、
市場から10時前に場内に入る許可をもらうことができます。

…とはいえ、その許可があれば勝手に入っていいというわけではなく、仲卸の方と同行することが前提です。

 

通常の最大120名限定のマグロ卸売場の見学は、冷凍マグロの競りのみ見学ができますが、
許可をもらって仲卸に同行してもらえれば、生マグロの競りも冷凍マグロの競りも市場の散策も自由に行うことができます。

 

まさにVIP感を感じることができます。

もしホントにVIPが来て、そういう対応をしなくてはいけないときは、仲卸にあたってみるのが一つの方法としてはありますが、
余りに大々的にみんながはじめ観光客が増えてしまうと結局みんな締め出されてしまうことになってしまいます。

 

大々的にホテルが一つの集客のアクティビティとして公開しているので、締め出されるのも時間の問題かもしれません。
https://trunk-hotel.com/stay/activity/

 

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