観光地ではなく、バックストリートに行きたい、という問い合わせ、多いですよね。
東京のバックストリートとしては、有名になりつつ谷中。外国人の方もフラッと散歩しています。
ごちゃごちゃしていて難しい場所、何気ない風景を楽しくスキッと案内できるのもガイドの価値の見せどころですね!
ゲストが興味を持つポイント
- 昭和の風景が残る街並み
- 日常の暮らしが垣間見える生活間のある路地
- 日本の典型的な商店街、谷中銀座
- 多くの特徴ある寺
- 東京最古の神社、根津神社とフォトジェニックな乙女稲荷神社
事前に抑えておくべき注意点
- 歩行距離
- 谷中は長距離を歩く必要があるので、長距離でも問題ないか確認しておく。(2-3キロ)
- トイレが少ない、あっても和式が多いので、使える場所を把握しておく。
- 各施設の営業情報
- 月曜・火曜はお休みのお店が多いです。
- お彼岸の日程に行くと、非常に混んでいます。
ガイドが発揮できる価値
- 日本のレトロな文化や、人々の暮らしを伝える
- 広いエリアなので、効率よく見どころを紹介する
- 自分では行かないような裏道をうまく見せてあげる
エリア情報
- 谷中全体
- 上野台と本郷台の大地の谷間なので、谷中。
- 大火や町の整備のたびに多くの寺が移転してきたため、寺が最も多い時期には98あった。
(今は約60といわれている) - 東京を襲った大震災や第二次世界大戦の戦火を免れた町並みが多く、江戸から昭和の香りを色濃く今に残している。
- 谷中銀座
- 入り口にある階段は、夕焼けだんだん。撮影場所としても人気。
- 肉屋(サトー・すずき)のメンチカツは人気。
- キャン★ドゥの100円ショップは外国人ウケするものも多い。
- 越後屋本店ではビールや日本酒をカップで購入可能。
- ひみつ堂のかき氷は、冬でも行列。
- 様々な通り
- よみせ通り:もともと愛染川という川が流れていた。夜店が立ち並んでいた。
やなか珈琲でおいしいコーヒーも。笑吉の指人形ショーはちょっと長いが、クスリと笑える。 - 三崎坂:荻野のだんご、谷中堂の長屋も面白い。日乃本帆布、いせ辰など、見どころ多い。
- あかぢ坂・三浦坂:旅館澤の屋は外国人向けゲストハウスの第一人者。
日本初の猫カフェもある。
- よみせ通り:もともと愛染川という川が流れていた。夜店が立ち並んでいた。
- 特徴的な寺
- 天王寺(谷中七福神。大仏アリ。霊園に五重塔あり。)
- 興禅寺(チタンの光り輝く屋根)
- 全生庵(山岡鉄舟のお墓)
- 大圓寺(神仏分離の別々の入り口)
- 長明寺(人力車発祥の場所)
- 観音寺(築地塀)
- 延寿寺(日荷様。足腰に効く)
- 根津神社
- 東京で一番古い神社と言われる。現在の社殿は1706年のもの。徳川綱吉の時代。
- 境内には、100種、3000株のツツジがあり、5月にはツツジ祭りが開かれる。
- 乙女稲荷神社があり、京都の伏見稲荷神社のような多数の鳥居での写真が撮れる。
- ギャラリー
- アラン・ウェストさんが開いたギャラリーがある。ご先祖はイギリスの宮廷画家、ベンジャミン・ウェスト。
- 朝倉彫塑館は、日本近代彫塑界の最高峰であり、文化勲章受章者である朝倉文夫の自宅兼アトリエ。
日本家屋の中に入れるのと、屋上からの眺めが素晴らしい。 - スカイ・ザ・バスハウスという、銭湯を改修したギャラリーがある。
日本の銭湯文化についても触れられる。 - 骨董店ギャラリー大久保さんでは、2階で抹茶をいただく事も可能。
季節情報
- お彼岸の時期はどこも混みあいます。
- ツツジ祭りは5月に根津神社で開催。
旅程スケジュール案(時間は大体のイメージ)
- #01:谷中2時間プラン(ハイライト)
- 10:00 日暮里駅
- 10:15 谷中銀座
- 10:40 よみせ通り
- 10:55 根津神社
- 11:10 三浦坂
- 11:45 谷中霊園
- 12:00 日暮里駅着
- #02:谷中1時間プラン(日々の暮らし)
- 10:00 日暮里駅
- 10:05 谷中霊園
- 10:15 築地塀
- 10:30 谷中銀座
- 10:45 よみせ通り~へび道
- 11:00 千駄木駅
- #03:谷中1時間プラン(ユニークな寺院・ギャラリー)
- 10:00 日暮里駅
- 10:05 谷中霊園
- 10:15 下町風俗館
- 10:25 スカイ・ザ・バスハウス
- 10:40 絵処アラン・ウエスト~ヒマラヤ杉
- 11:00 根津駅(時間があれば根津神社)
※行程案は絶賛募集中です。実際ガイドした際の行程を教えてください。
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