英語がうまくなりたい人必見!レベル別おすすめ洋書10選

おすすめの本

参考書片手に黙々と勉強することも大切ですが、せっかく勉強するなら、英語を「使って」みませんか?
洋書の多読は、楽しいだけでなく、英語学習にとても有効です。
より英語をブラッシュアップしたいと思ったら、洋書をたくさん読むことをおすすめします。
たくさん英語に触れて、使える表現を増やし、英語脳を鍛えていきましょう!
洋書を読むことに慣れると、読解スピードが格段に上がるため、TOEICや英検、通訳案内士試験に挑戦したい方にもおすすめです。
この記事では、洋書をあまり読んだことがない方のために、洋書を読むコツと、レベル別のおすすめ洋書をご紹介していきます。

洋書を読むコツ

帰国子女並みの英語力を身に着ける学習方法」の記事でも書いたように、英語を英語のまま理解することが大切です。そのため、自分の今ある英語力でストレスなく読むことができるレベルの本を選びましょう。少し分からないところがあっても、あまり気にしないで、どんどん読み進めます。
辞書を引くのは、その単語の意味が分からなかったら展開が理解できない、という時のみ。
ある程度予測がつくものは、あえて辞書を引きません。
辞書を引いたときは、単語を覚えられるようメモするか、付箋を貼るようにしましょう。
Kindleをはじめとする電子書籍なら、すぐに辞書を引くことができ、またハイライト機能もついているので、英語学習者に大変おすすめです。

Kindleを購入する

また、日本語でもそうですが、楽しくなければ読むのは苦痛です。
面白いと思う本を選び、もしつまらなかったら途中でやめて、読んでいて楽しい本を探しましょう。
日本語で読んだことがある本を、英語で読んでみるのもいいでしょう。

肩ひじ張らず、ちょっとくらい分からなくても平気!という心持ちで、最初は洋書を読むようにすると、続けやすいですよ。

では、早速レベル別のおすすめ洋書をご紹介していきます。

初級者向け

洋書初心者の方におすすめしたいのは、ネイティブレベルで、6-8歳向けの洋書です。

Charlotte’s Web

1952年に出版され、以来何世代にもわたって愛され続けている、E. B. White著の児童文学を代表する名作です。
弱虫子豚のウィルバーと、賢く優しい蜘蛛のシャーロットの友情物語で、生と死、そして愛を描いた、大人が読んでも思わずホロリとしてしまう一冊です。

Winnie-the-Pooh

A.A.Milne著の、言わずと知れたくまのプーさんの物語です。
もしディズニーの映画でしかプーさんを知らないのであれば、ぜひ一度原作を読んでみてください。
さすがは詩人が書いた本、本を開いたその時から閉じるまで、やさしく深い言葉が包み込んでくれます。英語の言葉遊びも心地よく、心に刺さる言葉とたくさん出会えるはずですよ。

My Father’s Dragon

日本語訳は『エルマーのぼうけん』。一度読んだことがあるという方も多いのではないでしょうか。
シリーズになっており、主人公エルマーが、島へ出かけドラゴンの赤ちゃんを救う冒険物語です。
道中、様々な困難が待ち受けていますが、勇気と知恵を振り絞って進んでいくエルマーを、応援したくなること間違いなしです!

中級者向け

少し洋書を読むことに慣れてきたら、少しレベルをあげて、ネイティブレベルで9-11歳向けの洋書を選びましょう。

The Witches

『チャーリーとチョコレート工場』の作者として有名なRoald Dahl著のダークファンタジー。
2020年に映画化されました。両親を失った少年は、魔女について詳しいおばあちゃんと仲良く暮らしていますが、ある日ひょんなことから魔女の集会に出くわし、子ども嫌いな魔女に見つかってしまい、大騒ぎに!他にはない独特な魔女の表現と、ちょっと怖い衝撃の展開は、大人でもドキドキ、楽しめますよ。

Harry Potter and the Philosopher’s Stone

日本でも大人気の、ハリー・ポッターシリーズの第一巻。
ハリー・ポッターは、日本語で読むより、英語で読む方が読みやすいです。
原作にしか描かれていない場面も多く、映画を観てよく分からなかったという方にもおすすめです。
また、映画が好きで何度も観ているという方は、少し難しい英語でも簡単に読めてしまうでしょう。
わくわくする世界観と、ぐっとくる言葉に出会える、不朽の名作です。

Wonder

こちらも映画化された、R.J. Palacio著の児童書です。
主人公は、生まれつき顔が変形している「障害」を持つ少年で、10歳にして初めて一般の小学校に通うことになります。そこで、周囲から奇異の目で見られる少年と、少年を取り巻く周りの人たちそれぞれの視点から物語は進行していきます。心打たれ、自分自身、そして他者との生き方について考えさせられる良書です。

The Hobbit

J. R. R. Tolkien著、世界的にも有名な児童文学です。大ヒット映画『ロード・オブ・ザ・リング』でも知られる、『指輪物語』以前のストーリーを描いています。
所々にある美しい挿絵も読んでいて楽しく、読み進めていくうち、どんどん冒険物語に引き込まれるでしょう。

上級者向け

洋書を抵抗なく読むことができるようになったら、気になった本を読んでいきましょう。
まずは、子どもでも読めるような古典や、ヤングアダルトなどから読み始めるのがおすすめです。
ミステリーや、続きが気になる物語展開をする小説を選ぶことも、挫折しないコツです。

Murder on the Orient Express

ミステリー好きにおすすめは、ミステリーの女王とも呼ばれる、Agatha Christieです。
その中でも名作として知られていうこの小説ですが、ラストの展開は衝撃的です。
名探偵ポワロと一緒に、殺人事件の謎を解いていきましょう!

The Shadow of the Wind 

スペインの小説家、Carlos Ruiz Zafon著。英訳版ですが、美しい表現に触れることができます。
舞台は大戦と内戦の傷跡が残るバルセロナ。主人公ダニエルは、「忘れられた本の墓場」から、無名の一冊の本に出会い、その本を巡り物語はミステリアスに展開していきます。
独特の雰囲気の下展開していく物語に引き込まれ、500ページを超える長編ですが、すぐに読み終わってしまうはずですよ。

1984

絶対に読むべき名作として語られる、監視社会を描くGeorge Orwellのディストピア小説で、SF代表作。1949年刊行であるものの、インターネットやSNSの普及による「監視」体制によって、最近になってまた注目が集まっている作品です。
自由や表現の意味を考えさせられる、多くの著名人に影響を与えてきた名作です。

たくさん読めば読むほど、英語力はぐんぐん伸びていき、豊かな英語表現が出来るようになります。
難なく読めるようになれば、翻訳が出ていない本でも読むことができ、より世界が広がるはず。
ぜひ、たくさん洋書を読んでみてくださいね。

英語学習におすすめの記事

自宅で英会話!家にいながら外国人と交流する方法
英語をあまり使えないために、語学力が落ちてしまうのは不安!という方のために、自宅で気軽に外国人と交流できる方法をご紹介します。
留学は必要なし!?お金をかけずに、家で帰国子女並みの英語力を身に着ける方法
留学ができなくても、海外に行かなくても、帰国子女並みの英語力を身に着けることはできます!家でお金をかけずにできる英語学習方法を、使える本やツールとあわせてご紹介します。

コメント

タイトルとURLをコピーしました