みなさんは伊豆半島というとどんなイメージを思い浮かべるでしょうか?
「熱海・下田は行ったことあるけど伊東はよく知らない」、「海鮮や海はイメージつくけどそれ以外は、、」という方も多いのではないでしょうか。
今回は、バスでも行ける王道の観光地と、現地の人だけが知るポイントをご紹介します。おすすめスポットを周り、伊豆半島を楽しみつくしましょう!
王道おすすめスポット
1.伊東マリンタウン
国道135号沿いにあり、伊東駅から車で5分ほどの場所にあるカラフルな建物が目印です。
バスが駅から出ており、お散歩がてら歩いてみても15分から20分ほどで行けます。
地元食材を使った料理を楽しむもよし、足湯に浸かったり、お土産を購入したりするもよし。観光客のニーズが揃った、人気の道の駅です。
その中でも特におすすめの3か所をご紹介します。
伊豆高原プリン
ここで試してほしいのが伊豆高原プリンです。
伊豆の酪農家が育てた乳牛からしぼる牛乳と、伊豆の養蜂家がつくったはちみつを使用して丁寧につくられたのが伊豆高原プリンです。
定番の味に加えて季節によって種類が変わるので、行くたびに新しい出会いがありますよ。
本店は富戸にあるので、伊東駅近くのマリンタウン店での購入がおすすめです。
こちらでプリンを購入して、足湯に浸かりながら食べるひと時も贅沢ですね。
伊豆高原ビール
お腹が空いていたら「伊豆高原ビール」での食事はいかがですか?
見た目も鮮やかな漁師丼だけでなく、伊豆のイタリアンメニューと伊豆高原ビールがいただけます。
ビールは天城山系の水をもとに作られており、原料には大麦モルトを100%使用しています。
ビールが苦手な方には自家製醸造リキュールの甘夏スパークリングがおすすめです。甘夏のほろ苦い味がお料理とよく合います。
遊覧船
遊覧船もここから運行しています。
海上の景色を楽しめるだけでなく、船内から海中を泳ぐ魚を見られたり、カモメの餌付けも楽しむことができます。
上記で紹介した以外にもたくさんのお店が入っており、店舗によって営業時間が異なるので、HPから最新情報をご確認ください。
2.大室山
伊東駅からは車で30分ほど、
バスで行く場合、東海バスで「シャボテン公園」まで乗車すると大室山の目の前で降車できます。
こちらは伊豆半島のシンボルとも言える山で、山頂部が火口にそってくぼんでいるのが特徴です。
リフト券を購入して、片道約6分の空中散歩を楽しみましょう。
リフトに揺られながら後ろを振り返ると、だんだんと伊東の街が小さくなってきます。
頂上につくと火口を一周できるコースがあり、360℃のパノラマビューを楽しめます。
お天気が良い日には富士山もみえますし、
東京方面をよくみると東京タワーとスカイツリー、横浜のランドマークタワーが一度にみえる場所があるので、ぜひ探してみてくださいね。
アーチェリー体験
火口のくぼみの部分は風が吹かないので、アーチェリー場が設置されています。
アーチェリー体験も出来ますし、夏にはこの地形を活かして演奏会が行われることもあるそうです。
山焼き
また、この山は1年に3度色を変えると言われており、夏は草の緑、秋はすすきの金、冬は山焼きで山の色を黒に変えます。
山焼きは毎年2月に行われていますが、天候によって開催の日が変わります。
灰が舞うので地元の方は「山焼きの日に洗濯物を干さないように」と開催の日を細かくチェックしています。
有料になってしまいますが、観光客も先着順で着火に参加することが可能です。
山全体が一度に燃えて色が変わる様子は壮大で、この風景を見るために毎年多くの人が訪れています。
営業情報やリフトの運行情報は日ごとに変わるので公式HPよりご確認ください。
3.城ケ崎
門脇崎つり橋と灯台
実は伊豆半島は、約2000万年前には現在の硫黄島あたりの深海で活動する火山の集合体でした。
それが長い年月をかけて日本列島に衝突し、現在の形に近づいてきました。
そのためこの辺りには面白い地形が多く、中でも入り組んだリアス式海岸を楽しめるのがここ、城ケ崎です。
断崖絶壁の海岸線が約9㎞にわたって続いており、スリル満点の門脇崎つり橋から海を眺めたり、門脇崎灯台の展望台からの眺めも楽しめます。
対馬(たじま)の滝と橋立つり橋
もしも車がある、さらに足が伸ばせる、という場合には対馬の滝と橋立つり橋もおすすめです。
電車の場合は伊豆急行の「伊豆高原やまも口」から歩いていくことも可能です。
こちらは門脇崎つり橋にと比べると観光客が少なく、滝にたどりつくまでの道も隠れ家に行くようで楽しい道になっています。
写真の右下に写っているのが対馬の滝ですが、水が少ないときには流れない「幻の滝」と言われています。
まとまった雨が降った後に訪れると迫力のある滝が出現するので、見ることができたらラッキーです。
ここに公共交通機関で向かう際にはアクセスが難しい場合があるので、事前に行程と合わせて調べておくことをおすすめします。
大室山と城ケ崎はモデルコースを使って移動しよう
大室山と城ケ崎はバスを乗り継いで移動が可能です。
モデルコースが掲載されていますので、是非こちらをご参考にしてください。
お子様連れにおすすめ! テーマパーク
4.伊豆シャボテン公園
動物が大好きな方へ
こちらは大室山の目の前にありますので、大室山を訪れた後、そのまま歩いて移動が可能です。
特に、「カピパラの露天風呂」が伊豆の冬の風物詩として有名です。
普段もカピパラが道に寝転がっていたり、クジャクが羽を広げていたりと様々な動物がのびのびと暮らしている様子が伺えます。
動物だけでなく5つの温室に分かれた世界中のサボテンの展示も楽しく、自分でお気にいりのサボテンを選んで購入も可能です。
国外に持ち帰る事は難しいかもしれませんが、日本在住の方にはおすすめです。
たくさんのサボテンから自分だけの鉢を作る体験はわくわくして良い思い出になること間違いなし!
5.伊豆ぐらんぱる公園
アクティブ派な家族におすすめ
動くの大好き、アクティブ派の方には伊豆ぐらんぱる公園がおすすめです。
東京ドーム5個分の敷地の園内には子供だけでなく大人も楽しめるアトラクションがたくさん。
ジップラインで風を切って爽快感を楽しんだり、モーターランドで近未来の乗り物に乗ってみたり。
小さなお子様向けや、無料の遊具も豊富なのでお子様連れでも1日中楽しめること間違いなしです。
夜は伊豆高原グランイルミ
毎年10月頃から8月頃まで開催している、体験型イルミネーションです。
イルミネーションを眺めるだけでなく、キラキラの光の中でスライダーやトランポリンなど、お昼とは違った体験ができます。
今回はバスで移動可能な範囲での観光スポットをご紹介しました。
伊豆での観光に悩んでいるゲストがいたら、まずはこちらの王道スポットを紹介してみてはいかがでしょうか。
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