現役ガイドに聞いた!旅行会社・行政に伝えたい本当の想い!

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先日、東京でJapanWonderGuideの大交流会を開催しました。100名近い通訳案内士・ガイドにご参加いただき、大盛況に終わりました。

今回、「リアルタイムでガイドの声を聴く」という企画を初めての試みとして行いました。「ガイドにはもっとこうあって欲しい」「こういうガイドと働きたい」というウェビナーや研修は行っているものの、逆にガイドからの想いをまとめて聞く機会・定量化する機会ってあまりなかったので、JapanWonderGuideというガイドが集まる場だからこそできること、ということで実施してみました。

旅行会社として、とても参考になる内容でした。行政の方もその場にお招きしたかったです。貴重な意見をこの場で共有いたします。

もちろんお互いに、「それはそっちが努力すること」と思う内容もあると思います。「なんでアサインが直前になりがちなのか」「なんでゲスト情報が十分に共有されないのか」の背景等は少しその場でお話もしましたが、相互理解が進むことで、よりガイド文化が日本で加速化していくのでは、という可能性も感じています。

旅行会社に対して思っていること

ガイドからは、アサインの遅れや不十分な情報共有、現実的でない行程の提案など、業務の効率性や現場の負担を軽減するための改善を求める声が多く寄せられました。また、ガイドを単なる人数として扱うのではなく、個々のスキルや経験を尊重した対応が求められています。

1. アサイン・連絡に関する改善

  • アサインの確定を早めてほしい。
  • ガイド募集後、決定した時点ですぐに全応募者に連絡してほしい。
  • 応募数やアサイン状況が見えるようにしてほしい。

2. 行程の現実性と柔軟性

  • 現実的でない詰め込み行程を見直してほしい。
  • ゲストの好みとプログラムのギャップを柔軟に調整できるようにしてほしい。
  • 海外旅行会社の言いなりではなく、日本人としての主張を反映してほしい。

3. 情報共有の充実

  • ゲストの国籍や情報を事前に共有してほしい。
  • どんなツアーがどの価格で販売されているかを一覧で見える化してほしい。
  • 毎月のツアー数や稼働状況、キャンセル数などのデータを提供してほしい。

4. 報酬と条件改善

  • ツアー難易度や実績に応じた報酬の向上を検討してほしい。
  • キャンセル時には適切なキャンセル料を支払ってほしい。
  • 資質やスキルに応じた適切なゲストのアサインをしてほしい。

5. ガイドの尊重

  • ガイドの現場での大変さやスケジュールを理解してほしい。
  • 単なる頭数ではなく、個々の特性やスキルを評価してほしい。
  • 担当者の頻繁な交代を避け、信頼関係を築きやすくしてほしい。

行政に対して思っていること

ガイド業界全体の地位向上、資格試験の現実的な改革、オーバーツーリズム問題への対応が主要な課題として挙げられました。さらに、観光インフラの改善や若手人材の育成、地方観光の活性化など、持続可能な観光政策が求められています。

1. 通訳案内士資格と業界地位の向上

  • 通訳案内士試験を実務に即した内容に改革してほしい。
  • 資格の有無で報酬や条件に差を設けてほしい。
  • 通訳案内士の知名度や地位を向上させる取り組みを強化してほしい。

2. 観光インフラの改善

  • 公共交通機関を利用しやすくし、地方観光地へのアクセスを改善してほしい。
  • 観光バスの乗降場を大都市に設けてほしい(例:渋谷、原宿)。
  • 特定地域の混雑解消や駐車場整備など、オーバーツーリズム対策を進めてほしい。

3. 観光税とガイドへの支援

  • 観光税を導入し、その資金で観光インフラやガイド支援を充実させてほしい。
  • ガイド証を用いた美術館や観光地の無料化や割引制度を拡充してほしい。
  • 地域を越えた広域DMOの結成を推進してほしい。

4. 若手ガイドの育成と業界の魅力向上

  • 若手が参入しやすい試験制度やインセンティブを提供してほしい。
  • ガイド業界を魅力ある職業とするための施策を考えてほしい。
  • 地元観光地の勉強会や研修制度を全国的に広げてほしい。

5. 地方観光の活性化

  • ゴールデンルートから地方観光地への分散を推進してほしい。
  • 地方の観光資源の発見とPRを支援してほしい。
  • 地方のDMOや自治体同士の連携を強化してほしい。

6. 観光客の行動管理

  • 白タクや無資格ガイドの取り締まりを強化してほしい。
  • 外国人観光客に対してルールやマナーを徹底的に周知してほしい。
  • 地域住民との共生を考えた観光政策を設計してほしい。

ご参考:補足と回答の生データ

当記事は、執筆者の恣意性が入らないよう下記の生データをChat GPTに委ね、上記の通りサマリー文の作成とグルーピングを依頼したことを補足しておきます。

旅行会社に対して思っていること

  • 緊急ガイド募集がでて、応募しても1日くらいたってから「他のガイドに決まりました」メールがくる。もっと早く知らせてほしい。あるいはガイドが決まった時点で、募集をしたすべてのガイドのメールアドレスに「もう決まりました」メールを送ってほしい
  • キャンセルしたらアサインされなくなりますか。
  • 現地エージェントの言うなりで、あり得ない現実的でない行程を投げてくる
  • 予約の直前化はガイドにtimelyに情報が伝わらない
  • どんなツアーをいくらで販売しているのか、一覧で見れるようにして欲しい。
  • 一定の時期に集中する
  • 各エージェントの保有ガイド数、エージェントが受けている大まかな仕事件数など知りたい。それが分からないと、仕事が回って来そうなのか来ないのかがわからない。
  • ゲストの情報を把握している範囲でいいので教えて欲しい
  • 担当者が、頻繁に変わる。
  • あり得ない、現実的でない行程を
  • ガイドの現場の大変さをわかってほしい
  • ガイドのスケジュールに合わせたアサインをしてほしい
  • レスポンスがとても遅い
  • プログラムとゲストの好みにギャップがある時、フレキシブルに行程を変えたい
  • 旅行会社は海外の旅行会社の言いなりになっている。ガイドフィーやクレームや日程。日本人としての誇りを持って毅然とした態度で対応して欲しい
  • レスポンスが遅すぎる
  • 抱えてるガイド数も教えて欲しい
  • 離職率!頑張れ
  • 登録してくれたならアサインをもらいたい
  • エージェントが訪問箇所詰め込みすぎて、行程的に無理
  • 直前キャンセルはキャンセル料を支払って欲しい
  • 応募数を表示してほしい
  • エリアと時間設定が合わない場合がある
  • マニュアルは日本語の方が嬉しい
  • ありえない行程を丸投げしてくる
  • ツアー難易度・実績に応じて報酬上げてほしい
  • 保守的
  • お仕事をください
  • 単に頭数として見ないで、それぞれの資質に合ったゲストをご紹介いただくなど工夫していただきたいです。
  • アサイン数を増やして欲しい
  • 応募の多さがわかると申し込みしやすい
  • アサイン早く決めて欲しい
  • 報酬をあげて欲しい!笑
  • せっかく予定を空けてたのにキャンセルしないでほしい。
  • 報酬アップ
  • 毎月のツアー数、ガイド稼働数、キャンセル数、レビュー数など教えて欲しい
  • アサインを早くしてほしい
  • インバウンドは大小様々あり、業界の全体像が見えない不安さがあります。
  • 初めての仕事を断ったら(スケジュールの都合などで)、もう来ないですか?(新人です)
  • 連絡ツールの簡素化
  • ゲストの国名も事前情報に含めてほしい。
  • アサインの確定をできるだけ早くして欲しい

行政に対して思っていること

  • 有資格ガイドにもっとインセンティブを!
  • 現行のクレイジーな試験を即やめて、もっと敷居を低くして、通訳ガイドの裾野を広げるべき
  • 資格を持っていませんが、無資格ガイドと呼ばれると、犯罪を犯している様で悲しい。
  • 日本人全体のプレゼン力の向上
  • 観光地分散の為の施策、オーパーツーリズム解消及び地方の魅力発信の為
  • 全国通訳案内士と持っていないガイドを明確に区別してほしい。
  • オーバーツーリズムから地元の方を守る
  • 通訳案内士バッチ配布
  • 通訳案内士という存在の知名度を高めて欲しい
  • 観光税!
  • 通訳案内士資格有無で報酬に差をつける
  • 白馬村の成功事例から見ると、バスで移動できる地域連携がポイントなります。横展開するDMOは、どうなっているのですか?
  • 通訳案内士の保証
  • 白タクの取り締まり
  • 通訳案内士試験を学問的なものでなく実用的にして、もっと通訳案内士ライセンスをまた必要にする!
  • ガイドだけでは食べて行けない状況
  • オーバーツーリズム問題の対応
  • 白タクの横行
  • ルールを守らない外国人の観光ガイドが増えているので、ガイドには何らかの免許や資格などを義務づけて、ちゃんと日本のことをわかっている人だけがガイドできるようにしてほしい。
  • 公共交通機関をもっと使いやすく
  • 若い優秀な人材があつまるような魅力ある業界づくり
  • ガイドの地位向上
  • 通訳案内士の資格が無くても仕事が出来るので、ガイドの仕事の質の低下は否めない
  • 下見の際、ガイド証での減免・無料場所を増やして欲しい
  • 日本の神話や歴史をもっとPRすべき
  • 地域を越えたつながりが無い
  • インバウンドを6000万人にすることは結構なことですが、現場のインフラを、どのように整備していく計画なのかよく説明してほしいです。特に駐車場問題や特定地域の混雑など
  • 自治体によって、研修制度のある無しの差が激しい
  • ガイド試験の見直し
  • ゴールデンルートの分散
  • 世界情勢が上手く読めていないのではないか?
  • 自分の子供を通訳案内士にしたいと思えるガイドの地位。
  • インバウンドが日本を支える産業になると思う
  • オーバーツーリズム対策を早急に!
  • 通訳案内士試験が実務とかけ離れている
  • 渋谷、原宿に予約不要のバス乗降場を作ってほしい
  • Hidden jams を案内することでローカルの人たちに迷惑をかけることにならないかと心配になることがある。その共生を現場のガイドだけに任されると難しい場面がある。
  • 観光客からは観光税を徴収してほしい
  • 外国人のニーズと国の施策に乖離がある。
  • 通訳案内士ライセンス再必須
  • オーバーツーリズムに対する対策を行政や観光関係の企業はもっとしっかりと考えて欲しい
  • 地元の観光地の勉強会をもっと開いて欲しい
  • 観光に関して、魅力があるけれど発見されていない地方に
  • 「通訳案内士」が守られていない・優遇も保証も無い
  • 通訳案内士の試験を、地域別にするなどもう少し実用的にして欲しい。
  • 単年度だけじゃない、長い目で考えたプランがない
  • 通訳案内士の地位向上
  • 施策にガイド目線が必要
  • 自分の地域だけでなく、広域でDMOを結成して欲しい
  • 観光税をもっと徴収していいと思う!
  • 若手ガイド少すぎる問題
  • 大都市だけでなくて地方も盛り上げてほしい
  • 通訳案内士をもっと簡単にしてほしい
  • 大小様々乱立していて、全体像が見えにくい。
  • 通訳ガイドの地位向上
  • 最近チップくれないのは、国で変な周知してますかね?
  • 通訳案内士の英語表記が実体とあっていない
  • 少なくとも公共の公園、美術館を入場無料、新幹線を割引で乗れるなど
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