日本のことわざは英語で何と言う?おしゃれなものからかっこいいものまで一覧で紹介!

英語で日本文化を説明する

不思議なことに、遠く離れた国の言語でも、同じようなことわざが存在することがあり、
「え、このことわざって英語だとこう言うの?」と新しい発見があります。

今回は、日本のことわざは英語で何と言うのかを一覧で紹介します。

英語にするとおしゃれなことわざと、英語にするとかっこいいことわざを分けて紹介しているので、楽しく読み進められますよ。

この記事を書いているのは…】
凡人
Webライター/ブロガー 高校時代の海外旅行がきっかけで英語に興味を持つ。大学時代には10ヵ国を旅し、TOEIC870点を取得。6年間の英語講師経験あり。現在は英語特化型のWebライターとして活動中。自身でもWebメディア「#オンライン英会話のある生活」(https://bonjinblog.com/)の運営を行っている。
Twitter:https://twitter.com/bonjineikaiwa

ことわざの英語訳10選を一覧で紹介

英語にするとおしゃれなことわざと、英語にするとかっこいいことわざを5つずつ紹介します。

おしゃれなことわざの英語訳5選

おしゃれなことわざの英語訳を5つ紹介します。

それぞれ詳しく見てみましょう。

光陰矢の如し

「光陰矢の如し」は英語で「Time flies like an arrow.」です。

「Time flies like an arrow.」を直訳すると「時間は矢のように飛ぶ」となります。

光陰の「光」は「日」を、「陰」は「月」を表しています。つまり光陰は月日や年月の比喩表現ということです。
日本語のことわざと同じような表現が英語にもあるんですね。

郷に入っては郷に従え

「郷に入っては郷に従え」は英語で「When in Rome do as the Romans do.」です。

「When in Rome do as the Romans do.」を直訳すると「ローマではローマ人のようにしなさい」となります。

この「When in Rome do as the Romans do.」が英語のことわざの中で最も知名度のあることわざと言っても過言ではありません。

早起きは三文の得

「早起きは三文の得」は英語で「The early bird catches the worm.」です。

「The early bird catches the worm.」を直訳すると「早起きの鳥は虫を捕らえる」となり、
誰よりも最初に行動した者は成功するという意味で、「早起きは三文の得」と同じような意味になります。

このように英語のことわざでは、鳥が登場することがよくあります。

類は友を呼ぶ

「類は友を呼ぶ」は英語で「Birds of a feather flock together.」です。

「Birds of a feather flock together.」を直訳すると「同じ羽の鳥は一緒に群れる」です。

先ほどの「The early bird catches the worm.」と同様に、また鳥が登場しましたね。

終わりよければすべてよし

「終わりよければすべてよし」は英語で「All’s well that ends well.」です。

「All’s well that ends well.」を直訳すると「終わりよければすべてよし」となり、日本語のことわざと全く同じになります。

かっこいいことわざの英語訳5選

かっこいいことわざの英語訳を5つ紹介します。

それぞれ詳しく見てみましょう。

口は災いの元

「口は災いの元」は英語で「Out of the mouth comes evil.」です。

「Out of the mouth comes evil.」を直訳すると「悪事は口から出てくる」で、
元々は聖書の一節の言葉から来ています。

「evil」は、「邪悪な」「悪の」といった悪いこと全般を指します。

三度目の正直

「三度目の正直」は英語で「Third time’s the charm.」です。

「Third time’s the charm.」を直訳すると「3回目のおまじない」となります。

ここでの「charm」は「おまじない」や「幸運を呼ぶおまもり」という意味です。
イギリス英語では「third time lucky」と言うんですよ。

知らぬが仏

「知らぬが仏」は英語で「Ignorance is bliss.」です。

「Ignorance is bliss.」を直訳すると「無知は幸福である」となります。

「Ignorance」が「無知」で「 bliss」が「至福」を意味します。

どんな問題があっても、知らなければ仏のように穏やかな心でいられる「知らぬが仏」そのままの意味ですね。少し小ばかにしたような表現でもあります。

時は金なり

「時は金なり」は英語で「Time is money.」です。

「Time is money.」を直訳すると「時間はお金です」なので、まさにそのままですよね。

日本でも「時は金なり」と言う機会よりも、カタカナで「タイムイズマネー」と言う機会の方が多いのではないでしょうか。

今回紹介することわざの中でも、特に日本の日常生活に浸透していることわざです。

焼け石に水

「焼け石に水」は英語で「It’s a drop in the bucket.」です。

「It’s a drop in the bucket.」を直訳すると「バケツの中の一滴」です。

「焼け石に水」と「バケツの中の一滴」で使われている言葉は違いますが、どちらも「全体から見れば取るに足らないもの」を指しています。

まとめ

日本のことわざは英語で何と言うのかを一覧で紹介しました。

英会話をする際、さりげなくことわざを使えるようにチャレンジしてみてください。

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