今回は、直接的にガイドのお仕事には関係しませんが、多忙な方にぜひ知ってほしい、北欧生まれの「ヒュッゲ(HYGGE)」をご紹介します。
「ヒュッゲ(HYGGE)」とは
「ヒュッゲ」とは、デンマーク語で「満足感に溢れる、あたたかい、居心地の良い雰囲気」を指す言葉です。たとえば、暖炉の火がちらちら燃え、温かい毛布に包まれながら、良い香りのするお茶やコーヒーを楽しむ…そんな雰囲気をイメージしてください。
デンマークに住む80%の人が「自分は幸福である」と答える、世界有数の幸せの国と呼ばれるこの国から、日々の幸福度をあげるヒントを教えてもらいましょう。
ヒュッゲを実践するためにやること
キャンドルを灯す
部屋の明るいライトを消して、キャンドルのあたたかい光だけで、ゆっくり時間を過ごしてみましょう。キャンドルの灯りにはリラックス効果があります。
普段バタバタして落ち着ける時間がなかなかないときは、10~15分だけでも、キャンドルの灯りで過ごす時間をつくってみましょう。
本を読む
スマホやパソコンを使ってSNSやニュースを追っていると、いつの間にか数時間経っていた!なんてこともありますよね。その時間の代わりに、落ち着いて本を読む時間をつくりましょう。本はヒュッゲに欠かせない存在で、かつストレス解消効果が高いと言われています。
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パソコンや携帯をオフにする
簡単にいろいろな情報にアクセスできてしまう世の中ですが、毎日大量の情報に囲まれていれば、心は疲れてしまいます。時には息抜き、ごちゃごちゃした情報の波から少し距離をおいて、ゆったり音楽を聴いたり、読書を楽しんだりして、静かに休んでみましょう。
自分を甘やかす
日々頑張っている自分を褒めてあげて、自分の趣味に没頭したり、好きなことを思いっきりしたりして、自分を甘やしましょう。おいしいものを食べたり、友人と外食に出かけて楽しい時間を過ごしたり、忙しい日々の中でも、ご褒美タイムを忘れずに。
ゆっくりお茶を飲む時間をつくる
ハーブティーなど、リラックス効果のあるお茶を飲んでひと息つきましょう。
休みの日だけでなく、仕事から帰って家で過ごす時間の中でもヒュッゲを意識することが、日々の満足度アップにつながるヒントなのです。
電車や車を使わず歩く時間を増やす
電車や車での移動は便利ですが、たとえばひと駅前で降りて、いつもより少し長く歩く時間をつくってみてください。
周りの環境に目をやって、季節の変化を感じ、気持ちのよい風にあたってみましょう。少し、心に余裕がでてきませんか?
自然のものを家に置く
自然を身近に感じることも、「ヒュッゲ」には必要なこと。
観葉植物だったり、お花だったり、何か自然を感じられるものを家に置いてみましょう。ぱっと部屋の中が華やぐはずです。
家族や友人との時間を大切にする
大切な人と過ごす時間を多くつくる、というのもヒュッゲの考え方。
北欧の人は、プライベートと仕事の時間の切り替えが上手だといいます。とことん仕事中は仕事に集中し、定時にぱっとあがり、家族や友人との時間をたっぷり割くのが彼らの主流。周りの人に感謝し、周りの人を大切にすることで、心地よい環境づくりができるのです。
小さなことから幸せを見つける
毎日似たようなことの連続に思える日々の中でも、何気ないことから幸せを見つけることは難しくありません。小さなことから幸せを見つけられれば、毎日幸せに感じられるかも。読み終わった後、前向きな気持ちになる一冊を。
「ヒュッゲ」を実践し、楽しく日々を送りましょう
デンマークの「ヒュッゲ」いかがでしたか?
慌ただしい日々の中でも、ほっとできる時間を意識的に多くつくって、忙しい時期や大変な時期を乗り越えていきましょう!
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