2020年4月にアメリカでリリースされた音声ソーシャルネットワークアプリケーション【Clubhouse】が2021年1月頃から日本でも話題沸騰です。通訳ガイド/通訳案内士の皆さんの中で気になっていた方や、すでに始められている方も多いのではないでしょうか。
今回は、Clubhouseの通訳ガイド/通訳案内士としての有意義な活用法をご紹介します。
Clubhouseとは?
日本では2021年1月23日より運用が開始された音声を使ったSNSです。
ルームと呼ばれる部屋でユーザー同士会話をしたり聞いたりして、会話音声だけでコミュニケーションをとり、仲間の輪を広げていきます。
現在はiOS版のみのアプリとなっており、Android版は開発中です。(2020年2月現在)
実名を使用した完全招待制
Clubhouseがここまで話題になっている1つとして【完全招待制】ということが挙げられます。1アカウントにつき、招待できる数が決まっていて電話番号を登録している人にのみ招待を送ることができます。
SNSが流行し、新しく出会った人に電話番号を聞く機会も少なくなりましたよね。電話帳に入っているけど、中々連絡していなかった友人との出会い直しのきっかけにもなります。
また、コミュニティーガイドラインの定めにより、実名の使用が義務付けられているため、実名を使用したくない場合は参加できません。
音声を録音することも違反ですので、リアルタイムでその場の会話を楽しむアプリとなっています。
通訳ガイドとしての活用法
では、通訳ガイド/通訳案内士としてどのようなClubhouseの活用法があるでしょうか?
一緒に考えていきましょう。
英語の勉強に
もともとアメリカでリリースされたアプリですので、操作もすべて英語です。また、現在200万人以上いるユーザーのうちの大半が英語圏のユーザーです。外国人ユーザーが英語で話しているルームはたくさんありますので、ネイティブ英会話のスピード感や間の取り方など学ぶのにはぴったり。リスニング力が鍛えられます。
スピーキング練習に
ガイド仲間のみでルームを作成し、専門言語で会話することもおすすめです。
Clubhouseでのルームのタイプは3つあります。
- Open:すべてのユーザーが参加可能
- Social:フォローしているユーザーのみ参加可能
- Closed:選択したユーザーのみ参加可能
【Social】や【Closed】のルームで話すと、いきなり知らない方が入ってくることもなく安心してスピーキングの練習ができます。
ガイド情報のシェア会に
全国どこにいても音声だけで気軽に話せるところがClubhouseの魅力です。
まるで電話をしているかのような感覚。トピックを決めて、ガイド仲間のルームをつくり情報シェア会にももってこいです。
映像はないので、作業をしながら参加できるのも嬉しいポイントです。ルームを公開すると、新たなガイド仲間にも出会えるかもしれません。
情報収集に
Clubhouseを利用するときに、興味のあるトピックを入力することができます。
トピックを入力しておくことで、フォローをしていない人のルームも表示されて聞いたり話に参加することができます。様々な分野に触れて、情報収集しておくとガイディングの幅も広がります。
おすすめの記事
SNSを使いこなして、自分に合った方法で活用することで通訳ガイド/通訳案内士としてのスキルアップにも繋がります。SNSの出会いで仕事が生まれることもありますよ。
JapanWonderGuideでは、Facebookで通訳ガイドさんのコミュニティを運営しております。
あなたのご参加もお待ちしております。
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