京都の一大観光地として、大人気の嵐山エリア。そして、嵯峨野エリアは観光客も少なく、ねらい目のエリアです。
Touristicな場所はとりあえず押さえつつ、どう裏道を見せるか、がガイドの腕の見せ所ですね。
竹林以外の嵯峨嵐山も見てみましょう!
ゲストが興味を持つポイント
- なんといっても”竹林の道”
- ゆったりした大自然
- 特徴がある、素敵な寺社
- 隠れ名所、嵐山モンキーパーク!
事前に抑えておくべき注意点
- 混み具合をチェック
- 桜の時期、紅葉の時期は非常に混みます。朝早くか、夕方だと比較的空いてます。
- 歩行能力
- エリアとしては広いので、要確認。(モンキーパークは特に)
- ハイライトと裏道をしっかり押さえておく
- ハイライトだけだと、観光客ばかりなのでガイドの価値を出すのが少し大変
ガイドが発揮できる価値
- ハイライトでは、面白解説を用意しておく
- 裏道も合わせて通り、楽しい散策をする
- 素敵な写真を撮って思い出に残してあげる
エリア情報
嵐山
嵐山の名前の由来には諸説あるようですが、「春になるとたくさんの桜が咲いて、風が吹くと桜吹雪になる。秋になると紅葉が彩り、散るとその葉っぱが舞う。そのさまを見て嵐山と名付けられた」という説があり、聞いた時に素敵だなと感じました。
- ハイライト
- 平安時代から、貴族の別荘地だった。
- 竹林の道
天龍寺の裏口周辺(大河内山荘手前)と、野宮神社周辺の2か所がある。- ゲストのベストショットを納めてあげられるよう、これだという構図を持っておくと便利です。
(Googleで検索すると他の人の写真が出てくるので真似ましょう)
- ゲストのベストショットを納めてあげられるよう、これだという構図を持っておくと便利です。
- 渡月橋
後醍醐天皇が月を眺めたという渡月橋。
橋のゆるキャラもいますよ。 - 天龍寺
日本で最初の特別名勝。借景を取り入れた曹源池庭園。
- 寺社・庭園など含めた観光スポット
- 法輪寺:十三まいり、で有名なお寺。電気の神様を祭っている神社も!?
- 大河内山荘:昭和初期の俳優大河内伝次郎による日本庭園。入場料に抹茶も含まれてます。
- 野宮神社:良縁・子宝・学問の神様ということで、参拝客が後を断ちません。
- 隠れスポット
- 御髪神社:頭や、髪の毛の神様を祀っています。祈りたい!!
- 嵐山モンキーパーク:JR嵯峨嵐山駅側から、渡月橋を渡った所にある猿を見れる公園。
お昼のランチタイムは猿たちもハッスルです! - 嵐電嵐山駅:駅舎内に、足湯があります。
- JR嵯峨嵐山からロマンチック鉄道に乗り、保津川下りをするゲストも多いです。
嵯峨野
- ハイライト
- 平安時代は、風葬したりする化野だった。
- 普段は人が少なく、のんびり散策できる。
- 日本昔話のような風景
- 寺社・庭園など含めた観光スポット(冬には閉まっている事も多い)
- 大徳寺:庭園が美しいです。特に紅葉の季節。
- 愛宕念仏寺:1200体のお地蔵さんがいる。最近のものが多いので、サングラスをかけてたり、ギターをもってたり、ユニークなお地蔵さんが多い。
- 化野念仏寺:8000体もの石仏がずらっと並ぶさまは壮観。
- 常寂光寺・二尊院:紅葉の名所
- 落柿舎:日本の昔の民家の様子がわかる
- 祇王寺:苔が非常に美しい。祇王の逸話にも涙。
季節情報
- 春と秋の桜・紅葉シーズンは大変混みあう。(嵯峨野は秋が特に混む)
- 夏の竹林は青々として非常に素晴らしい。
- 冬の嵯峨野は閑散として寒々しい。(レストランなども休業)
- 12月中旬には花灯路があり、混雑はするが夜景がとてもきれい
旅程スケジュール案(時間は大体のイメージ)
- 嵐山のみ、2時間プラン
- 渡月橋→天龍寺→竹林の道→大河内山荘→竹林の道→野宮神社
- 嵯峨野嵐山、3時間プラン
- 渡月橋→天龍寺→竹林の道→常寂光寺→祇王寺→野宮神社
※行程案は絶賛募集中です。実際ガイドした際の行程を教えてください。
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