アニメ好き必見!日本のアニメ発祥の地「大泉学園」

通訳ガイドスキルアップ

海外のゲストにはアニメ好きも多く、聖地巡りやグッズ購入をするゲストも多いですよね。

「メインの場所は行きつくしてしまった」「ちょっと古いアニメが好き」
というゲストにぜひご紹介いただきたいのが、東京都練馬区にある大泉学園です。

西武池袋線で池袋駅から準急でおよそ15分ほど、東京に住んでいる方でもあまり知名度のない場所です。
通訳案内士/通訳ガイドの方であればご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、練馬区は「日本のアニメ発祥の地」とも呼ばれ、電車の発車音に「銀河鉄道999」が流れています!

今回はそんな大泉学園でのアニメツアーにいってみましょう!

なぜ「日本アニメ発祥の地」と呼ばれるのか?

「大泉学園」と聞くと学園都市のイメージがわく方もいるかもしれません。
これは1933年に名称が改名される時に大学などを誘致し学園都市をつくる計画だったのですが、現在は都心に通学・通勤する人たちのベッドタウンになっています。

なぜここがアニメの聖地と言われるかというと、1958年に東映映画(現在の東映アニメーション)が日本で初めてとなるカラー長編アニメ映画「白蛇伝」を制作し、
その後も「銀河鉄道999」を制作するなどアニメ制作が続けられてきた場所だからです。

また、上記作品の原作者である松本零士さんも長年大泉学園に住むなど、「漫画家の街」としても知られています。

2008年には「銀河鉄道999」に登場する車掌が名誉駅長として任命され、その人形は現在でも駅で人々の移動を見届けています。

(人形の後ろのボードには松本先生のサイン付き!
実は2か所に書かれているので、探してみてくださいね)

それでは大泉学園を堪能できるスポットをご紹介していきます。

大泉アニメゲート

大泉学園駅についたら、まずは改札の内側にいる車掌さんに挨拶してスタートしましょう。それから改札をでて北口に進み、右に曲がるとすぐに大泉アニメゲートがお出迎えです。

2015年に新名所としてオープンしたのですが、こちらでは

  • 「明日のジョー」の矢吹丈
  • 「うる星やつら」のラムちゃん
  • 「鉄腕アトム」のアトム
  • 「銀河鉄道999」のメーテルと星野哲郎

のブロンズ像が並んでいます。

アニメがこの街で制作されたり、原作の漫画家が住んでいるなど、大泉学園とゆかりのあるキャラクターたちと記念撮影はいかがでしょうか。

東映撮影所

大泉学園駅からは徒歩15分ほど、駅からバスに乗っていくことも可能です。

仮面ライダーの撮影や、アニメの編集が行われています。

中に入ることはできませんが、撮影所の外観の雰囲気を楽しんでから次にご紹介する東映アニメーションミュージアムへ足を運んでみてはいかがでしょうか。

東映アニメーションミュージアム

2018年にリニューアルした、様々なアニメ作品の原画や資料を楽しめるスポットです。
東映撮影所とは道路を挟んで目の前の距離ですので移動は必要ありません。

一息つける中庭には目玉おやじのオブジェがあったり、
その他フォトスポットもあるので小さなお子様がいるゲストにもおすすめです。
ショップではお土産の購入も可能です。

【開館時間】10:00-17:00
※最終入場は16:30
【定休日】 水曜日、その他不定休
【入場料】 無料

駅から移動してきて少し疲れてしまった場合でも、近くにカフェや飲食店がありますので、休憩やお食事には困りません。

最後に

西武池袋線沿線には他にも、手塚治が設立した「虫プロダクション」(「鉄腕アトム」はこちらで制作)が現在もアニメ制作を続けていたり、かつて漫画家たちが暮らしたトキワ荘(2020年7月7日よりトキワ荘を再現したトキワ荘漫画ミュージアムがオープン!)があったり、まさにアニメの聖地です。

東京都心での旅に疲れてしまった方、いつもと違うアニメ文化を楽しみたい方におすすめしてみてはいかがでしょうか。

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