日本には、様々な奇祭があります。海外では見られないばかりか、日本でも珍しいお祭りばかりです。
そこで今回は、奇祭を英語で説明する際に使える英語表現についてまとめました。
英語の記事:
【この記事を書いているのは…】
凡人
Webライター/ブロガー 高校時代の海外旅行がきっかけで英語に興味を持つ。大学時代には10ヵ国を旅し、TOEIC870点を取得。6年間の英語講師経験あり。現在は英語特化型のWebライターとして活動中。自身でもWebメディア「#オンライン英会話のある生活」(https://bonjinblog.com/)の運営を行っている。
Twitter:https://twitter.com/bonjineikaiwa
「奇祭」は英語で何と言う?
奇祭は英語で「strange festival」と言います。
風変りな祭、変わった祭という意味です。
全国の「奇祭」を英語で説明しよう
数ある記載の中でも特に有名な以下5つについて、英語で説明する際に使える表現をまとめました。
- 御柱祭
- なまはげ柴灯(せど)まつり
- 吉田の火祭り
- 裸祭り
- パーントゥ祭り
それぞれ詳しく見てみましょう。
御柱祭
Once every 7 years, thousands of people help move 16 very large tree trunks from the mountains to the shrines of Suwa in Nagano during the months of April and May.
7年に1回、 4月と5月に、何千人もの人々が 16本の非常に大きな木の幹を山から長野県の諏訪神社に移動するのを手伝います。
Celebrated for more than 1200 years, during this festival the tree trunks are brought to the two shrines to be made into new pillars.
1200年以上にわたって祝われてきたこの祭りでは、木の幹が2つの神社に運ばれ、新しい柱が作られます。
The downhill sections of the route are especially fun to watch as many people choose to ride the logs on their downward trajectory.
特に下り坂は、多くの人が丸太に乗って下りてくるので、見ていて楽しいです。
Watching as well as riding does come with a risk of injury, so partake at your own risk and be careful!
丸太に乗るのは見る方も乗る方もケガの危険があるので、リスクを理解して気をつけましょう。
なまはげ柴灯(せど)まつり
The Namahage Sedo Festival is held yearly on the 2nd weekend of February (Friday, Saturday and Sunday) in Oga, Akita Prefecture, and revolves around scary-looking demons called ‘namahage’.
なまはげ瀬戸まつりは、毎年2月の第2週末(金・土・日)に秋田県男鹿市で開催される、「なまはげ」と呼ばれる見た目が怖い鬼を中心に繰り広げられるお祭りです。
Namahage hate laziness, and during this festival 15 of them will descend from the mountains at 7:25 pm, come to the bonfire where people are gathered and loudly ask if there are any lazy, misbehaving children around.
ナマハゲは怠惰を嫌い、この祭りでは15人が19時25分に山から下り、人々が集まる焚き火に来て、怠惰で行儀の悪い子供がいないか大声で尋ねます。
They walk through the crowd grabbing kids who look like they might have been bad, with the sound of taiko drums in the background.
太鼓を鳴らしながら集団の中を歩き、お行儀が悪そうな子どもを捕まえます。
The Namahage Sedo Festival combines the old folklore beliefs of namahage with the shinto festival of Saitousai and has been held this way since the 1960s. The festival is held at the Shinzan Shrine which can be reached by direct bus from Oga Station.
なまはげ柴灯まつりは、なまはげの民話と神道のお祭りである祭頭祭を組み合わせたもので、1960年代から現代の様式になりました。このお祭りは真山神社で開かれ、男鹿駅からバスで行くことができます。
吉田の火祭り
Every year towards the end of Mt. Fuji’s climbing season, the town of Fujiyoshida at the foot of Japan’s most iconic mountain in Yamanashi Prefecture lights up with the glow of long rows of bonfires during the Yoshida Fire Festival on August 26 and 27.
毎年、富士山の登山シーズンの終わり(8 月 26 日と 27 日)にかけて、日本で最も象徴的な山のふもとにある山梨県の富士吉田市は、長い列のたき火で輝きを放ちます。
The festival’s epicenter is at the Kitaguchi Hongu Fuji Sengen Shrine where people thank the mountain gods for a safe climbing season and try to delight the gods so that Mt. Fuji won’t erupt.
お祭りの中心は北口本宮冨士浅間神社で、人々が山の神様に安全な登山シーズンを終えられたことに感謝し、富士山が噴火しないよう神様を喜ばせます。
This is done by letting the portable mikoshi shrines drop to the ground a couple of times as they are being carried through the town’s main street. This produces a rumbling sound similar to that of an erupting volcano, and people hope that this will please the gods. As the fire festival starts at 3:00 pm, it is good to arrive before that if you want to experience it all.
神輿を担いで町内を練り歩く際に、数回神輿を地面に落とします。これは火山の噴火のような音を出して、神様に喜んでもらおうというわけです。火祭りは午後3時から始まるので、その前に到着しておくとよいでしょう。
裸祭り
The Konomiya Hadaka Matsuri, or Naked Festival, which is held in mid-February every year at the Owari Okunitama Shrine in Aichi Prefecture, and features thousands of naked people but only men can participate.
毎年 2 月中旬に愛知県の尾張大國魂神社で開催される裸まつりには、数千人の裸の人々が参加しますが、参加できるのは男性のみです。
One so-called ‘Lucky Man’ is appointed, and it is said that touching him will bring luck in the year to come. The festival has been held annually since the 8th century to banish evil, bad luck and disease, and to welcome good fortune.
「神男」が選ばれ、彼に触れると新年に幸運がもたらされると言われています。
このお祭りは8世紀から毎年開かれ、厄や不運、病気などを祓い、幸運を招いています。
パーントゥ祭り
When the heat tapers off in Miyakojima in the subtropical archipelago of Okinawa and the cooler autumn months begin, a muddy festival called Paantu takes place.
沖縄の亜熱帯群島にある宮古島では、暑さが和らぎ、涼しい秋が始まると、パーントゥと呼ばれる泥まみれの祭りが行われます。
‘Supernatural creatures’ that are covered in branches and mud go around the village to dish out mud, which in turn chases out evil and brings in luck for those who get smeared with it.
枝や泥にまみれた「妖怪」が集落を巡り、泥を撒き、悪を追い払い、泥にまみれた者に幸運をもたらします。
まとめ
奇祭を英語で説明する際に使える英語表現についてまとめました。
外国人に奇祭について英語で説明する際は、本記事で紹介した表現を使ってみてください。
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