第三言語とは母国語と英語の次に学ぶ言語です。学ぶことによって仕事の幅や人脈の幅が広がり、充実した人生を歩める可能性があります。
しかし、どの言語を学んでいいのかわからない人は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、おすすめの第三言語を紹介していきます。
この記事を読めば、学んでいく第三言語がわかり、人脈が広がったり、社会でも重宝されたりするようになるでしょう。
ぜひ読み進めてみてください。
【この記事を書いているのは…】
石井 政章(いしい まさあき)
元ホテルマンです。リゾートホテル、シティホテルで主にフロントスタッフとして働いていました。
ホテルで働こうと思ったきっかけは、海外が好きで英語を活かしたいのと人を喜ばせたいという想いがあったからです。
現在は退職しWebライターとして活動しています。
第三言語を学ぶメリット
英語の次に学ぶ言語を第三言語といいますが、学ぶことでどんなメリットがあるのか4つみていきましょう。
1.社会で貴重な人材になれる
日本では英語を話せる人は少ないとはいえ、年々増えてきています。
会社でも数人程度、英語ができる人はいますが、もう1言語話せる人は少ないでしょう。
例えば、日本語、英語、ドイツ語が話せる人は少なく話せれば社会において重宝されます。
注目が集まりやすく、新しい仕事を依頼される可能性もあります。他にも第三言語を学ぶと転職時においても強みになり採用確率が高まるでしょう。
2.多くの文化に触れられる
語学を学ぶことによって国の文化にも触れるようになります。
例えば、スペイン語を勉強するとスペインの歴史や文化もセットで学ぶことになり知識の幅が一気に広がります。
国の文化に触れられる理由としては、違う言語の人と会話するには、文化や習慣、マナーなどを知る必要があるからです。新しい言語を学ぶと自然と文化に触れるようになるのでメリットといえます。
3.多くの価値観を知れる
英語を学んだり、他の言語を学んだりすると、さまざまな国の価値観を知れます。
例えば、英語圏だとくしゃみをしたときに必ず「Bless you」(ブレスユー)と声をかけます。Bless youは「God bless you(神の恵みがありますように)」の略で、「くしゃみをすると魂が抜ける」など、くしゃみにまつわる迷信があるため、英語圏ではくしゃみをすると「Bless you!」と声をかけることが習慣になっています。
この時は、「お大事に」という意味合いで、他人でも、くしゃみを聞けば自然に口をついてしまうような軽い挨拶になっています。
日本では言いませんね。このように日常生活においても価値観を知れます。
4.他の言語の意味を推測できる
多くの言語には繋がりがあり、知らない単語があっても何となく予測できる場合があります。例えば、スペイン語が話せると、ポルトガル語もある程度理解できるようになります。
なぜなら大昔の歴史的背景から、同じ言語(ラテン語)が使われており、現在でも文法に共通点があるからです。学んでいる言語が、英語と結びついたり、中国語と結びついたりして、「この単語は英語の◯◯と似ている」などと思うようになります。
英語のほかに学んでおきたい第三言語
最近では英語を話せる人が増えています。他者と差別化するには英語以外も学んでおくと給料アップや昇給、趣味が増えるなどさまざまなメリットがあります。
ここでは、学んでおいた方が良い第三言語を5つみていきましょう。
1.中国語
中国語は英語と並んで世界的に話されている言語です。中国以外にも、さまざま国には「チャイナタウン」があり、中国語を話せると買い物や観光に困りません。
他にも中国は、経済成長が進んで注目されている国なので、中国語を学んでおくと今後活かせる可能性が高いでしょう。
2.スペイン語
英語、中国語と並んで、スペイン語は世界で3番目に使用率の高い言語です。
スペインだけでなく、ラテンアメリカなどでも使われているので、需要の高い言語といえます。ヒスパニック系の人が活躍していることから、ビジネスでも使用されているので学んでおいて損のない言語です。
3.フランス語
フランス語はフランスはもちろん、カナダのケベック州や、アフリカの一部の国で使われている言語です。
フランス語が話せると多くの国の人と会話ができるので学びがいのある言語といえます。ビジネスシーンにおいても使われるので、学んでいけば昇進に繋がる可能性があるでしょう。
4.ドイツ語
ドイツ語は、ドイツ以外にもオーストリア、スイス、ベルギーで公用語として使われています。ヨーロッパでは英語よりも使われているので、ヨーロッパ方面を訪れてみたい人には学んで損のない言語といえます。英語が得意な方はドイツ語も覚えやすい言語です。
5.韓国語
韓国語は韓流ブームがあり、学んでみたいと思う人は多いのではないでしょうか。
他にも日本では、K-POPなどのイベントが開催されているので、韓国語に興味を持つ人もいるでしょう。
また韓国は日本に近く、旅行に行きやすい国です。韓国人も日本人と同じでとても優しいので、韓国に興味を持つ人は多いでしょう。
第三言語が活かせるお仕事、通訳案内士
第三言語を活かせる仕事は通訳案内士がおすすめです。
通訳案内士は、フランス語、スペイン語、ドイツ語、中国語、イタリア語、ポルトガル語、ロシア語、韓国語、タイ語など、さまざま言語で資格の取得ができます。
英語以外の言語でご案内できるガイドさんは少ないので、仕事をもらうチャンスが多くなります。
まさに第三言語を活かせる仕事です。通訳案内士は、外国人にとって日本を知るきっかけとなる職業なので、第三言語を学んだら、その言語で目指してみるのも良いかもしれません。
きっと重宝される人材になります。
まとめ
今回の記事では第三言語について紹介してきました。
英語を学び終えたら、次の言語を学んでみると趣味の幅が広がったり、仕事で重宝されたりするようになるでしょう。この機会にどれか1つ第三言語を学び、楽しみの幅を広げてみてはいかがでしょうか。
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