旅行に行きたいけれど、遠くに行くのは気が進まないし、仕事も休みが取りにくい…という方は、都内でワーケーション気分を味わいませんか?どこか懐かしい古民家スペースや、文豪も愛した旅館など、気分転換にぴったりの、少し変わったおすすめワーケーションスポットをご紹介します。
なぜ古民家や旅館でワーケーション?
ワーケーションとは、ワークとバケーションを合わせた造語です。アメリカではもう10年ほど前から使われていたそうですが、日本でも最近よく耳にするようになりました。
バケーションですから、リゾート地で連泊しながら仕事をするイメージがありますが、「普段とは違うところで仕事をする」という意味では、都内でホテルステイしながら働くのもありでしょう。
森や山、海などアウトドアでワーケーションをすることも素敵ですが、通信環境などが不安定だったり、なかなか快適に働ける環境を整えることは難しそうです。
それに、せっかくリゾートに来ているなら、働かないで遊びたい!と思う人も多いでしょう。
そこで、集中しながら、かつ癒される環境で仕事をしたい方におすすめしたいのが、古民家や旅館で気軽に行うワーケーションです。
かつての文豪たちの中には、原稿を仕上げるために数日間旅館に籠って執筆した人も多かったようです。
お得な割引が多い今、気分転換に都内でワーケーションしてみませんか?
鳳明館
文豪が愛した旅館、鳳明館では、「文豪缶詰プラン」というユニークなプランがあります。
これは、編集者たちに見張られながら、原稿執筆に励んだ文豪たちの気持ちが味わえちゃうというもの。
様々なオプションが用意されており、文机がつけられたり、中には「先生逃亡中」「原稿事件」「本妻と愛人」など、好奇心をそそられるものばかり。
「先生」と呼ばれ、編集者役の人たちが常駐し、しっかり見守ってくれるこのプランを利用すれば、面白いワーケーション体験ができますよ。
もちろん、他にも日帰り和室プラン、テレワーク応援プラン、もっと東京やGo To キャンペーンを利用したプランなど、様々なプランが用意されています。
昭和の懐かしい雰囲気の中で、非日常的な体験をどうぞ。
月島
大正から続く、今は少ない長屋をリノベーションした古民家スペースです。
撮影などにもよく使われているようで、下町で快適な時間を過ごすことができます。
テレワーク応援プランを使えば、安い価格でお部屋を利用できますが、Wifi環境は自分で用意しなくてはいけないので、ご注意を。
馬込文士村
馬込文士村とは、大正末期から昭和初期まで多くの文士、芸術家がかつて住んでいた一帯で、大田区山王、馬込、中央一帯のことを指します。
そこに、日帰りワーケーションで使える古民家があり、和室から出ればお庭があり、縁側もついています。冬にはオプションでこたつをつけることもできますよ。
休憩時間の息抜きには、歴史が垣間見え、文士たちの足跡が残されてているこの辺りを、ぜひ散策してみてください。
少し足を伸ばして:箱根
日帰りはもちろん、1泊2日のワーケーションにもおすすめなのが、箱根です。
都内からのアクセスがしやすいということに加え、仕事終わりに温泉で疲れを癒すなんて、最高ですよね。畳の部屋で、自然を眺めながら日中は作業に集中して、休憩がてら箱根散策、仕事後は温泉に浸かる、というワーケーションを満喫したいなら、ぜひ箱根へ!
鎌倉
せっかくなら、海の近くでワーケーションしたい!という方は、鎌倉へ。
古民家を改装したコーワーキングスペースで、なんと囲炉裏もあります。
マインドフルネス・プログラムなど、ストレスから解放され、集中して作業ができるようなプラグラムにも参加できます。
普段とは違う場所でリラックスしながら仕事をすると、いつも以上に仕事が捗るはずです。
非日常でワーケーション、ぜひご活用ください!
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