日本人が間違って使いがちな和製英語29選

英語スキルアップ

英語だと思っていた単語を使ったのに、ぜんぜん通じなかった経験はありませんか。
日本では英語と思って当たり前に使っていた単語が、和製英語だった経験はよくあります。

今回は間違えやすい和製英語を、場面別に分けて英語にしてみました。
ぜひ、読み進めてみてください。

この記事を書いているのは…】
石井 政章(いしい まさあき)
元ホテルマンです。リゾートホテル、シティホテルで主にフロントスタッフとして働いていました。
ホテルで働こうと思ったきっかけは、海外が好きで英語を活かしたいのと人を喜ばせたいという想いがあったからです。
現在は退職しWebライターとして活動しています。

気をつけたい和製英語:ビジネス編

サラリーマン

サラリーマンはとても間違いやすい和製英語です。外国人に「私はサラリーマンです」という場合は、「I’m an office worker」が直訳になりますが、英語圏の方に聞かれた場合は、どんな仕事をしているのか具体的に答えるのが一般的です。
例:
I work in sales.(営業で働いています。)”
I’m an accountant. (私は経理です)”
I’m an office administrator. (私は事務です。)”

アンケート

アンケートはフランス語からきているので、正しくは「survey」か「questionnaire」と言います。Surveyの方が単語が短いので覚えやすいです。

シャーペン/ボールペン

正しい英語は「mechanical pencil」です。ついシャープペンシル(sharp pencil)と言ってしまいがちですが、「先が尖った」鉛筆という意味になります。

ホッチキス

ホッチキスはホッチキスを開発した人の名前から来ています。英語では「stapler」です。

セロハンテープ

アメリカでは「Scotch tape」、イギリスでは「Sellotape」と言います。

どちらもブランドの名前で、アメリカでは「Scotch Tape」が主流、イギリスでは「Sellotape」が主流という違いです。
日本でもニチバンの「セロテープ」が一般名詞として使われることがありますね。

ノートパソコン

ノートパソコンは和製英語なので、「laptop」と言うと、伝わります。lap(膝)のtop(上)に乗せて使えるパソコンから来ています。

シール

シールも通じない和製英語です。シールは英語で「sticker」と言います。
英語で「seal」というと、「印章」という意味になります。

気をつけたい和製英語:日常生活編

SNS

SNSは意味としては通じますが、英語圏では一般的にSNSのことを「social media」と言います。

コンセント

これも通じそうですが和製英語です。コンセントは「outlet」もしくは「socket」が正しいです。

エアコン/クーラー

エアコンやクーラーは、正しくは「air conditioner」または略して「AC」と言います。

アルバイト

実はアルバイトはドイツ語だということを、知っていましたか?
アルバイトは英語で「part time job」と言います。

アットホーム

アットホームな雰囲気などをそのまま言ってしまうと「at home」となり、「家で」と言う意味になります。日本人がよく使う意味のアットホームは「cozy」という単語が適しています。

ドラマ

英語の「drama」には「戯曲・劇」などの意味が含まれており、日本人がイメージするようなドラマを言う場合は、「TV drama」と頭にTV(テレビ)をつける、もしくは、「TV series」が良いでしょう。
また、昼ドラのようなドラマは「soap opera」と呼ばれることもあります。

ジェットコースター

これも和製英語なので通じません。正しくは「roller coaster」と言います。

ガソリンスタンド

ガソリンスタンドは英語で「gas station」が一般的です。

コインランドリー

コインランドリーは、英語で言う場合は「laundromat 」の方が一般的です。
また、アメリカでは「laundromat」ですが、イギリスでは「laundrette」を使います。

(ICカードなどの)チャージ

ICカード類のチャージは「put」「top up」「add」等を使いましょう。

例えば、

I’d like to put 1,000 yen on this card.(このカードに1,000円チャージしたいです) “
Can I top up this card? (このカードにチャージしたいです)”

このように使っていきましょう。

気をつけたい和製英語:人物編

マイペース

マイペースは、自分のペースで◯◯すると言う意味の「〜at one’s own pace」を使います。
「One’s」を、my・his・her・theirのいずれかに置き換えましょう。

例:
She does things at her own pace.(彼女はマイペースだ。)”

テンション

「tension」は英語で「緊張(状態)」を表す単語なので、日本語での「テンション」とは意味が異なります。
「テンションが低い」に近い英語表現は、”I’m feeling down.(落ち込んでいる)”She’s a low-key person.(彼女は大人しい性格だ)”などです。

「テンションが高い」や「ハイテンション」も和製英語なので、”I’m excited“などと言い換えるといいでしょう。

マンネリ

マンネリは英語で「stuck in a rut」と言います。日常英会話では「stuck」を省いて使われることもあります。「rut」は「溝」という意味で、直訳すると「溝にはまる」という意味です。

I’m stuck in a rut at work.(私は仕事にマンネリしている)”

このように使ってみましょう。

アイドル

英語で「idol」は「崇拝の対象」という意味があります。
pop star」や「pop icon」もしくは「Japanese idol」と表現しましょう。

気をつけたい和製英語:衣服編

ボーダー

ボーダーTシャツなどは、英語で「stripe T-shirt」と言います。
「border」はそのまま使うと「境」という意味です。縞模様などの意味で使う場合は、「stripe」を使いましょう。

カッパ

雨具のカッパは英語で「rain poncho」と言います。「rain coat」でも通じます。

ズボン

ズボンをそのまま英語で使っても通じません。英語では「pants」と言います。
ペアになっているので自然と複数形の「s」がついてきます。
日本語のズボンの語源は、フランス語の「jupon」、女性用のペチコートからきていると言われています。

チャック

ズボンのチャックなどで使われる「チャック」も和製英語なので注意しましょう。
正しくは「zipper」です。

リュック

リュックは通じると思いきや和製英語です。
backpack」と言う単語を使います。

ジーパン

ジーパンは英語では通じません。

聞き慣れた言葉ですが、「jeans」や「denim」が一般的に使われる英語です。

ジャージ

ジャージも和製英語ですので、「sweat suit」を使うと通じやすいでしょう。
英語で「jersey」と言うと、「jersey cotton」という綿で作られた服を言います。
「jersey shirt」はスポーツ選手のユニフォームをイメージしてください。

ワンピース

「one piece」だけではなかなか通じないので、「dress」と言いましょう。
日本語で「ドレス」と言うと、華やかなドレスを想像すると思いますが、日本語のワンピースのイメージに近いものも、「dress」と言えます。

まとめ

今回は和製英語について記事を書きました。

知らずに使ってしまうと、「あれ?通じない」となり焦るでしょう。

紹介したものを覚えておくと困らなくなるので、ぜひ参考にしてみてください。

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