ついに緊急事態宣言が解除されましたね。
ただ、直近コロナで爆発し始めている、オンラインでのコミュニケーションは、決して終わることは無いと思っております。
なんといっても、移動のコストがゼロ!どこでもドアみたいなものです。時差はあるものの、世界がつながるイメージが持ててワクワクします。
旅行が戻ってきても、まずは国内からで、通訳案内士や通訳ガイドの方にとっては、まずはオンラインでの仕事からかもしれません。その他の副業については、コチラのブログで書いてます。
今後のガイドにとって、オンラインでのプレゼンテーション能力はとても大事になってくるはず。
様々なツアーや研修に参加し、自分でもやってみて、ポイントをまとめてみました。
(オンライン)はじめてのZoom!ワークショップデビュー講座【初心者講義編】
①動画ツールを使いこなす
オンラインツアーには、当たり前ですが、動画ツールが必要です。
Zoom、Google meet、Teams、Webex、Bluejeansなど、非常に多くのツールが出ていますが、まずは使えないと困りますね。
私の経験では、Zoom率が非常に高いですので、Zoomを覚えるのが一番いいのではないかと思います。(どのシステムも似ていますので、1つマスターすれば、他は大丈夫)
最低限この機能だけは覚えておきましょう。(ホスト機能とユーザー機能の両方を知るとより良いです)
- 音声・ビデオのオン・オフ(ゲストをミュートにする、も含め)
みんなで静かに見たい時とか、大人数の時とかに、全員を一斉にミュートにしたり、逆に音を出したり、という時に使います。 - 名前の変え方
人によっては、iPhoneとかってなっている人がいて、なんて呼んでいいかわからなくなるので、名前を変える機能を知っておきましょう。 - 自分の画面の共有
バーチャルツアーでは、画面共有の機会が非常に多いです。どの画面が見えているのか、も意識してください。 - チャット
ゲストからの質問や、コチラから全員に伝えたい内容など、チャットを使うといいですね。 - バーチャル背景の変更
自分の後ろが散らかった自宅、とかだと、ゲストのテンション下がりますよね。以下の没入感を持たせる背景もいいですね。
②没入感を演出する
これは大事ですね。オンラインであるからこそ、自分がその場にいるかのような演出は必要です。
ちなみに没入感を調べてみると、以下のようになります。
すっかり熱中して、その世界に入り込んでいるという感じ、浸っている・没入しているという感覚などを意味する語。音楽、映画、ゲームなどのマルチメディア体験を形容する際に用いられることが多い。
Weblio辞書より
相手を熱中させる、というのがいいですね。
たとえばこんな手法が使われます。
- 短いビデオを見せる
移動している風景や、周辺のビデオを見せる事で、自分があたかも移動しているかのように感じてもらうというのはとてもいいです。 - 実際にやるのと同じことをやる
例えば、オンラインだと全く必要ないのですが、オンラインバスツアーで、シートベルトを締めるとか、ホテルでチェックインするとか、オンライン乾杯とか握手とかもいいかもですね。 - 音を使う
ホストがBGMを流して、あたかもそこにいるように思ってもらうというのもあります。過去に、ラテンサルサが鳴っていたことがあり、異国情緒を感じました。 - 背景画像を変える
小さい事かもしれませんが、視覚から入ってくる感覚はすごく大事です。背景にまで気を遣うというのも一つの手法ですね。
などなど、我々も研究中ですのでまたシェアしますね。
③双方向性を強く意識する
オンラインツアーですが、無料よりも、有料でやる事の方が多いと思います。
ただ、世の中には無料で優良なオンラインコンテンツは溢れています。
そう、Youtubeやテレビとの差別化を意識する必要がありますね。
そのために、必ずゲストと自分を結び付け、常に双方向性を感じてもらう必要があります。
幸い画面には名前も出ています。是非ゲストに呼びかけ、反応してもらい、コネクトし続けましょう。
また、リアルタイムで質問を受けたり、聞きたい内容を変えたりできるのもオンラインツアーのいい所ですね。
随時ゲストの反応を確認しながら、ツアーを進めましょう。
④資料を作りこむ
オンラインツアーをやっていて、現実と一番違うポイントはココかな、とも思います。
現実のツアーだと、自分たちが移動して、目の前に語るものがあり、人がいらっしゃいます。
でも、オンラインでは、それがない。
自分だけがコンテンツなのです。
行ってないのに、行った気になってもらって、理解するには、ちょっとした工夫が必要ですね。
ただ、資料ばっかりになってしまって、一方的な説明のみになってしまったり、文字ばかりのスライドでゲストに嫌気が差したり、という事も見てきていますので、気を付けてください。
あと、写真や動画の権利にはくれぐれも注意してくださいね。
インターネットにある画像(例えば、Google street view)を見ながら解説するのはいいと思いますが、その画像をパワーポイントに入れ込んで加工して配布する、とかはNGですね。
⑤伝える技術を磨く
これは、オフラインでも同じなのかもしれません。
ただ、実際に物や人を前に話すと、何言っているのかあまりわからなくても、人は理解できたり、感動できたりしますね。
オンラインにはそれがない。
この点は要注意です。例えば以下の点には気を付けましょう。
- 語学力
ゲストが外国人の場合には、外国語力は必須です。
笑ってごまかしにくいので、相手に伝わる語学力は鍛えておきましょう。 - 電波の強さ
これも多いです。電波が悪くて伝わらない、はっきり言ってこれは見ている側からすると、最悪です。もちろん、一瞬だったり、一度切れてしまう、はある事ですが、恒常的に悪い、というのは論外。事前チェックを怠らずに。 - 論理力
話が組み立てられてないので、何言ってるかわからない、という事もあります。
この辺はリアルでも一緒ですね。
など
以上、今回は、オンラインツアーで成功するための5つのポイントについて書いてみました。
とはいえ、実際に参加してみると、イメージがしやすく、自分でいざやるとなったときの参考になります。
弊社ツアーでも、Airbnbの体験でも、興味があるものにぜひ参加してみてください。Airbnb体験を探す または 注目のAirbnbオンラインツアー25選
随時アップデートしていきますが、皆さんも、いいアイデアあれば教えてくださいね。
(オンライン)はじめてのZoom!ワークショップデビュー講座【初心者講義編】
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