英語での挨拶と言えば真っ先に“Hello.”が思い浮かびます。
しかし英語での挨拶は“Hello.”だけではありません。日本語の挨拶が「こんにちは」だけではないのと同じで、英語の挨拶は何十フレーズもあります。
そこで今回は、英語での挨拶をシチュエーションごとに分けて26個紹介します。
記事を最後までチェックして、適切な場面で適切な挨拶ができるようになりましょう。

【この記事を書いているのは…】
凡人
Webライター/ブロガー 高校時代の海外旅行がきっかけで英語に興味を持つ。大学時代には10ヵ国を旅し、TOEIC870点を取得。6年間の英語講師経験あり。現在は英語特化型のWebライターとして活動中。自身でもWebメディア「#オンライン英会話のある生活」(https://bonjinblog.com/)の運営を行っている。
Twitter:https://twitter.com/bonjineikaiwa
基本の挨拶
まず最も基本的な挨拶は以下の3つです。
- Hello.(こんにちは)
- Hi.(やあ)
- How are you?(調子はどう?)
上記3つの挨拶は、どんなシチュエーションでも使えます。ただし“Hi.”はカジュアルな表現なのでビジネスシーンでの使用はおすすめできません。

また日本人の多くは学校で「“How are you?”と聞かれたら“I’m fine thank you, and you?”と答える」と習ったはずです。しかし“How are you?”に対して“I’m fine thank you, and you?”と答える英語ネイティブはまずいないので注意しましょう。
実際には“How are you?”に対して“I’m good.”(元気だよ)と答えたり“How are you?”と答えたりします。
“How are you?”に対して“How are you?”と答えるのは違和感があるかもしれませんが、よく使われる表現です。
初対面でも使えるフォーマルな挨拶
初対面で使えるフォーマルな挨拶は以下の4つです。
- Good morning.(おはようございます)
- Good afternoon.(こんにちは)
- Good evening.(こんばんは)
- How do you do?(はじめまして)
“Good morning.” “Good afternoon.” “Good evening.”の3つは、時間によって使い分けましょう。
“How do you do?”は「はじめまして」という意味の英文です。返答としては “It’s a pleasure to meet you.”(お会いできて光栄です)のような表現が適切です。

久しぶりに会ったときに使える挨拶
久しぶりに会った時に使える表現は以下の4つです。
- It’s been a while.(お久しぶりです)
- Long time no see.(お久しぶりです)
- Good to see you.(会えて嬉しいです)
- How have you been?(お元気でしたか?)
返事としては“That’s true.”(その通りですね)
“Good to see you too!”(わたしもあなたに会えて嬉しい)または”You too!” などを使います。

ビジネスシーンで使える挨拶
ビジネスシーンで使える挨拶は以下の3つです。
- Pleased to meet you.(お会いできて嬉しいです)
- It’s nice to meet you.(お会いできて嬉しいです)
- How is everything going?(調子はどうですか?)
返事としては“It’s nice to meet you too.”(こちらこそお会いできて嬉しいです)などを使います。

友人・同僚への挨拶
友人や同僚に使えるカジュアルな挨拶は以下の4つです。
- How’s it going?(調子はどう?)
- How’s everything?(調子はどう?)
- How’s your weekend?(週末はどうだった?)
- How’s your day?(調子はどう?)
友人や同僚に、フォーマルな表現ではなく上記のような表現を使えるようになると、距離をグンと近づけられますよ。

カジュアル・スラングの挨拶
スラングとして距離の近い友人に使える挨拶は以下の5つです。
- What’s up?(調子は?)
- What’s new?(何かあったの?)
- You alright?(大丈夫?)
- Sup?(調子は?)
- Howdy?(やあ)
スラングでは、英語表現を短縮した形がよく使われます。例えば “Sup?”は“What’s up?”を短縮した形、“Howdy?”は “How do you do?”を短縮した形です。

外国人ゲストを迎えるときの挨拶
外国人ゲストを空港や自宅、施設などで出迎える際に使える挨拶は以下の3つです。
- Nice to meet you.(お会いできて嬉しいです)
- I’m XX, I looked forward to meeting you in person.(私は〇〇です。直接お会いできるのを楽しみにしていました)
- How was your flight? Do you have any jet lag?I look forward to showing you around.(フライトはどうでしたか?時差ボケはありますか?私はあなたをご案内するのを楽しみにしていました)
“in person”は「直接」「個人的に」、jet lagは「時差ボケ」という意味です。

あとがき
英語での挨拶をシチュエーションごとに分けて26個紹介しました。同じ挨拶でも、どれを使うかによって相手への伝わり方が変わります。
シチュエーションごとに挨拶を使い分けられるようになれば、よりネイティブらしい英語に近づきますよ。
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