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5月小満号の答え

正解は ④
ガイドの皆様には易しすぎましたか?

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今回は日本の野鳥スペシャル!日本文化とは切っても切り離せない、象徴的な鳥たちを並べてみました。昔ばなしでおなじみの鳥から、市街地でも見られる身近な野鳥、そして特別天然記念物まで。それぞれにまつわる小話もお楽しみください。

メジロ

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ウグイス、じゃない!?黄緑色の小鳥の正体

ホーホケキョ!と美しい声でさえずるウグイス。「梅にウグイス」という花札もあるくらい、春を告げる鳥として親しまれています。早春の梅の木に淡い黄緑色の小鳥が止まっていたら、「あ‼ウグイス!」と思わず叫んでしまうかも。しかし!その鳥、実はウグイスではないのです。

鮮やかな黄緑色の体、目の周りに白いアイリングが印象的な小鳥、その名はメジロ

体長12cmほど、スズメ目メジロ科メジロ属の野鳥です。忙しそうに花の蜜を吸う、丸みを帯びた愛らしい姿は、ひとたび目にすればハッピーになれること間違いなし。群れで行動し、お互いを押しあうようにぴったりと枝に並ぶメジロの習性から「目白押し」という言葉が生まれたとか。かわいいですね。
メジロは花の蜜や果汁を好むため、市街地の街路樹でも見かけることがあり、切った果物や砂糖水を庭先につるしておけば、庭先に来ることも珍しくありません。

一方ウグイスは、主に虫や木の実を食べるため、花の蜜はほとんど吸わないとか。警戒心が非常に強いため、人間に姿を見られることはめったになく、ホーホケキョという声も藪の中から聞こえてきます。

また、ウグイスの体の色はメジロほど色鮮やかでなく、灰色がかった緑褐色です。
「うぐいす色」と言われて想像する色、実はメジロの色だったかも?

本物のウグイス
うぐいすもち
花札とうぐいす餅(メジロ色ですね…)

 ツル

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鶴は千年、亀は万年 おめでたい生き物の代表選手

ツルはカメと並んで「日本を象徴する鳥」というイメージがある方も多いのではないでしょうか。ツル目ツル科、湿地や草原に生息し、植物食の強い雑食。「千年と呼ばれるほど長寿なの?」と気になる寿命は実際は野生では30年ほど、動物園でも50から80年程度だと言われています。
「鶴の恩返し」などの民話でもおなじみの存在のツルですが、『万葉集』にはツルを意味する「たづ」という言葉が出てくる和歌が実に47首もあり、日本で古来から親しまれている鳥と言えます。

日本には、頭が赤く体が黒と白のタンチョウのほかに、ナベヅルマナヅルがいます。生息地としては、北海道・釧路湿原(タンチョウ)、熊本県・出水(マナヅル、ナベヅル)が有名ですね。
ガイディングのために詳しく知りたい方は、こちらのANAのサイトで詳しくご確認ください。▶世界の鶴15種と日本の鶴見スポット
明治時代に入ると、ツルは乱獲や生息地の減少により激減しますが、江戸時代までは北海道から本州まで幅広く生息している鳥でした。浮世絵でもおなじみの題材で、北斎の『富嶽三十六景』にも登場しています。また、よく見られる水墨画の「松上の鶴」という構図は、ツルとコウノトリを混同してのことだとか。
ツルのつがいは、一雄一雌制夫婦は一途で仲睦まじく、子育ても協力し合い、どちらかが死ぬまで、生涯共に暮らすそうです。ツルがおめでたい存在であるのは、間違いないかもしれませんね。

葛飾北斎「富嶽三十六景 相州梅沢庄庄」
本物のコウノトリ

トキ

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絶滅危惧種のニッポニア・ニッポン、再び野生へ

純白の羽に淡紅色の顔。日本国旗と同じ色を持つトキは、明治時代にニッポニア・ニッポンという学名がつけられ、「日本を象徴する鳥」とも言われています。日本人との歴史は長く、早くも『日本書紀』には「桃花鳥」という表記で登場。「つき」「つく」「たふ」などと発音され、和歌にもたびたび詠まれています。

山高み 裾野の夕日 輝きて 植え田に浮かぶ たふの焦がれ羽

そう詠んだのは36歌仙の一人、紀貫之。夕日に染まったトキの羽の色を「焦がれ羽」という表現するなんて、もののあはれを知る紀貫之ならばこそですね。

体長80センチのペリカン目トキ科トキ属、生息地としては佐渡島が有名です。かつては田畑を荒らす害鳥と言われるほど、ありふれた鳥だったトキ。翼の下面や風切羽が、少し黄味がかった淡い朱色をしており、その「朱鷺色」の羽を目当てに明治以降乱獲されたため、数が激減しました。

日本産トキは、2003年に野生絶滅したとされています。
しかし、日中両国の保護・人工繁殖のおかげで個体数が回復傾向にあり、現在は野生復帰も進んでいるとのこと。特別天然記念物のトキは、現在も絶滅危惧種であり、日本人に愛されています。

乱獲の原因となった、美しい翼の裏側を見せて飛ぶトキ

朱鷺色

キジ

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正解はこちら!日本の国鳥は、神話の時代から残念な子?!

「桃太郎」など、昔ばなしでもおなじみのキジ。キジ目キジ科キジ属、赤い顔と長い尾、輝く錦のような緑の体の雄に、茶褐色の雌。体長はオスが81センチ、メスが58センチほどで、山地から平地、農耕地などに生息しており、雄は高い声で「ケーン」と鳴きます。翼は退化していて小さく、飛ぶのは苦手で走るのが得意だそうです。地震の初期微動を近くできるため、人間より早く地震を予知できるとされ、キジが鳴くと地震が来るいう俗信もあります。

キジは古くから、食肉のため狩りの対象にされてきた歴史があり、現在でも毎年、狩猟用に大量に放鳥されているとか。鶏肉より低脂肪・高タンパクで、最近ではジビエ専門店でも目にするようになりました。

キジと日本人の歴史もまた長いのですが、『古事記』での登場シーンは特に印象的です。「ナキメ」というキジの女神が、天の神から地上に派遣されます。しかし、「この鳥は不吉だから殺すべき」と言われて、登場後すぐに殺されてしまいます。また、葬式の際に泣く役(ナキメ)としても登場しています。※ナキメがどちらもキジを指しているかは諸説あります。

「キジも鳴かずば撃たれまい」とは、長野県や石川県の民話から、余計な事を言うと自ら不利益を招くという意味のことわざ。国鳥になるほど美しい野鳥なのに、何かと残念な扱いを受けているキジです。

日本の国鳥クイズ、いかがだったでしょうか。これを機に世界の国鳥を調べてみるのも面白いかもしれませんね。アメリカは?フランスは?イギリスは?気になる方はぜひ調べてみてくださいね。



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