英語で「焼酎」どうやって説明する?

英語で日本文化を説明する

焼酎は、日本ならではのお酒です。焼酎を飲むことを楽しみに日本を訪れる外国人の方もいます。

そこで今回は、焼酎について英語で説明する際に使える表現をまとめました。

英語の記事:

What is Shochu? The Japanese Liqueur And Its Varieties
Shochu is a traditional distilled liquor in Japan whose main...

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凡人
Webライター/ブロガー 高校時代の海外旅行がきっかけで英語に興味を持つ。大学時代には10ヵ国を旅し、TOEIC870点を取得。6年間の英語講師経験あり。現在は英語特化型のWebライターとして活動中。自身でもWebメディア「#オンライン英会話のある生活」(https://bonjinblog.com/)の運営を行っている。
Twitter:https://twitter.com/bonjineikaiwa

「焼酎」を英語で説明しよう

「焼酎」を英語で説明する際に使う英語表現をまとめました。

Shochu is a distilled liquor born in Japan and its main ingredients are grains such as rice, barley, and potatoes.

焼酎は日本生まれの蒸留酒で、米、麦、じゃがいもなどの穀物を主原料としています。

Shochu typically has an alcohol content of 25% – 37% on average.

焼酎の平均アルコール度数は25度〜37度です。

There are three types of Shochu: Otsurui ShochuKorui Shochu, and Konwa Shochu (blended Shochu).

焼酎には3種類あります。乙類焼酎、甲類焼酎、混和焼酎です。

3種類の焼酎の違い

Otsurui Shochu is a liquor with an alcohol content of 45% or less and is only distilled once. This is regarded as the traditional Japanese way of making Shochu, a method used since the 14th century. Because it is distilled only once it has a richer taste; you can taste the original flavor of the ingredients.

乙類焼酎とは、アルコール度数が45度以下で、一回しか蒸留しないお酒のことです。14世紀から続く日本の伝統的な焼酎のつくり方とされています。一回しか蒸留しないため、原料の持つ本来の風味を味わうことができ、深い味わいを持っています。

Korui Shochu, on the other hand, was introduced later than Otsurui Shochu. It was only first made after World War II, and is made through continuous distillation. The Korui Shochu has a lower alcohol content (35% or less) and is characterized as a more crisp, easier to drink taste. If you are a beginner when it comes to Shochu or just like mild flavor, you may be fascinated with Korui Shochu, while Otsurui Shochu is recommended for people who go for more of a dry taste.

一方、甲類焼酎は乙類焼酎よりも後に伝わったものです。戦後初めてつくられた焼酎で、連続式蒸留方法でつくられます。甲類焼酎はアルコール度数が35%以下と低く、よりキレのある飲みやすい味わいが特徴です。焼酎初心者やマイルドな味わいが好きな人は「甲類焼酎」に、辛口志向の人には「乙類焼酎」がおすすめです。

Konwa Shochu is basically a mix of the two.

この2つの焼酎を混ぜたものが混和焼酎と呼ばれるものです。

「焼酎」の歴史を英語で説明しよう

焼酎の歴史を英語で説明する際に使う英語表現をまとめました。

Shochu has been loved in Japan since ancient times, but its origins are not 100% clear.

日本で古くから愛されてきた焼酎ですが、その起源は100%解明されているわけではありません。

There are several theories as to how it made its way to Japan.

どのようにして焼酎が日本へ伝わったかに関しては諸説あります。

One is that it came to Japan from China via the East China Sea.

東シナ海を経由して中国から渡来したという説もあります。

Another story is that it came to Ryukyu (present-day Okinawa) from China via Fujian.

また、中国から福建省を経由して琉球(現在の沖縄)に渡っ​​たという説もあります。

However, the most popular theory is that it came from Thailand on the Indochina Peninsula to Ryukyu.

しかし、最も有力な説は、インドシナ半島のタイから琉球に伝わったというものです。

「焼酎」の種類を英語で説明しよう

焼酎の種類4つについて英語で説明する際に使う英語表現をまとめました。

芋焼酎

Among the various different types of shochu, the most common is imo-shochu.

さまざまな種類の焼酎の中で、最も一般的なのが芋焼酎です。

This Shochu is made from Japanese sweet potatoes (Satsuma Imo).

芋焼酎はさつまいもを原料とした焼酎です。

Imo-shochu is mainly produced in Kagoshima and Miyazaki in the Kyushu region.

芋焼酎は、主に九州地方の鹿児島県と宮崎県で生産されています。

麦焼酎

Another typical Shochu is made from grains and is known as mugi-shochu.

もう一つの典型的な焼酎は穀物から作られ、麦焼酎として知られています。

Compared to other types of Shochu, it is fruity and has a very pleasant and gentle taste.

他の焼酎に比べてフルーティで、とても心地よく優しい味わいです。

米焼酎

Kome-shochu (米焼酎) is made from rice (like Japanese sake / Nihonshu), has few unique flavors and is a pretty easy-to-drink Shochu even for first timers.

米焼酎は、米(日本酒と同じ)から作られ、独特の風味が少なく、初めての方でも比較的飲みやすい焼酎です。

泡盛

Awamori is a distilled rice liquor that is produced in Okinawa.

泡盛は沖縄で作られる蒸留酒です。

The difference between Awamori and rice Shochu is the type of rice used.

泡盛と米焼酎の違いは米の種類です。

While rice Shochu is made from Japanese rice, Awamori is made from Thai rice, also known as indica rice.

米焼酎が日本米から作られるのに対し、泡盛はインディカ米とも呼ばれるタイ米から作られます。

まとめ

焼酎について英語で説明する際に使える表現を紹介しました。

外国人に焼酎について説明する機会がある際は、ぜひ本記事で紹介した英語表現を使ってみてください。

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