ツアーガイドに通訳案内士の資格は必要?【メリット・デメリット大調査】

通訳案内士の資格通訳ガイドを目指す

2018年1月4日施行の改正通訳案内士法の施行により、外国人を有料で案内する場合でも、国家資格である通訳案内士の資格は不要になりました。しかしながら、資格試験はまだ存在しており、合格率が10%程度の難関資格とされています。
そこで、通訳案内士(ガイド)として活躍している有資格者・無資格者の方々を対象に、通訳案内士資格のメリット・デメリットの調査を行い、まとめました。

全国通訳案内士の資格取得を検討している方は是非参考にしてください。

通訳案内士資格を持っている価値・メリット

1.仕事が貰いやすい

通訳案内士の資格有無を問わない旅行会社や、個人と個人の旅行者をつなぐCtoCプラットフォームも増えてきましたが、依然として通訳案内士資格者を優遇する大手旅行会社も存在します。

資格は、これまでの一定の努力と知識・語学力の保証になっており、仕事を始める上では有益になります。また、都道府県が登録を行っておりますが、都道府県によっては旅行会社とのマッチングイベント等も開催しており、資格をもっていることでそうしたイベントに参加する機会も得られることも大きなポイントです。

ただし、仕事をもらい続けるためには資格だけではなく、1回1回のツアーの積み重ねが大事になってきます。

2.観光で訪れる施設で優遇を受けることが出来る

通訳案内士の資格をもっている一番大きなメリットは、各施設で優遇を受けられることです。
資格をもっていることで、外国人ゲストをお連れする際に資格証を提示すると無料で入ることができる施設が実は多くあります。

ゲストに自分の費用まで負担してもらうのは気が引ける、という声も耳にする中で、通訳案内士証を見せて優遇が受けられるというのは大きなメリットですよね。
中には、下見の際も無料で入れる施設もあります。

ただ、ガイドコミュニティJapanWonderGuideの一般会員にご入会いただくと、会員証を見せることで全国350以上の観光施設を優遇利用いただけます。

3.ゲストからの信頼を得られる

2018年1月の法改正を受け、業務独占から名称独占への変更になりました。

どういうことかというと、「通訳案内士」を名乗れるのは有資格者だけです。
「National Government Licensed Guide Interpreter」という言葉も有資格者だけです。

ちなみに非資格者は類似する名称を名乗ることも認められていません。
(トップガイドとか、会社ごとに決めていれば問題ない気もしますが…)
ゲストから、ツアーガイドをするときに「資格持ってるの?」と聞かれることは稀ですが、海外のエージェントから問い合わせをいただくこともあります。

また、ツアー前の自己紹介で資格をもっていると伝えることで、信頼してもらえる効果はぐっと高まるでしょう。通訳案内士がつけることのできるバッジも出来るようです。

全国通訳案内士が着用するバッジのデザインが決定しました! | 2020年 | 報道発表 | 報道・会見 | 観光庁
2008年(平成20年)10月1日に発足した観光庁の公式ウェブサイトです。観光庁の紹介や観光立国実現のための施策などを紹介しています。

4.語学系唯一の国家資格であり、語学力の証明になる

ゲストサービスには関係ありませんが、通訳案内士は語学系唯一の国家資格です。
自分の強みである語学力を証明するために、通訳案内士資格を取られることもあるそうです。

「TOEIC990点、英検1級、通訳案内士」は英語資格三冠王と称されるようです。

通訳案内士資格を持つことの負荷・デメリット

メリットもありますが、やはり負荷・デメリットもあります。

1.試験勉強の負荷が高い

最大の負荷は上記のメリットを踏まえて取るだけの価値があるか、という点です。

筆記試験においては「外国語」の他に、「日本歴史」「日本地理」「一般常識」「通訳案内の実務」があります。それぞれの内容は、若干マニアックでそこまで実用的ではない内容も多いです。筆記試験に受かると、次に口述試験があります。

“通訳ガイドをやりたい”と思ったときに、試験勉強に時間を使うくらいなら、ゲストとの接点を増やして実践経験を積んだ方が早く成長できそう、という声もあります。

2.登録・更新のコストがかかる

登録時にも、「精神的に問題ありません」という医者の診断書提出が必要だったり、
本当に必要なのかなという手続きが求められます。

また、法律の改正に伴い、通訳案内士は5年に1度登録研修機関による研修を受けなくてはならなくなりました。資格を維持していくためのコストがかかるという点も、有資格者からはデメリットだという声があがっています。

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通訳案内士資格に対する通訳ガイドの反応

では、実際に通訳ガイドとして活躍している人たちは、通訳案内士資格をどのように捉えているのでしょうか。

結論から言えば、なくても通訳ガイドは出来るし、活躍できるかどうかはその人のホスピタリティ次第のようです。

通訳案内士の資格が必要派の声

やはり資格を持っている人は安心できると思う。ガイド時も首から必ずぶら下げるようにしています。

資格を持たずに仕事をしているが、少しだけ、持っていないことで自信がもてない部分があるのも事実です…

資格はあるに越したことがない。

通訳案内士の資格が不要派の声

資格は持っていませんが、Airbnbの体験ホストで沢山のゲストを迎え入れていますし、問題も感じていません。

大事なのは、知識よりホスピタリティだと思う。資格はもっていないけれど、ゲストを楽しませるという点においては、通訳案内士に負けない自信があります。

以上、通訳案内士の資格の必要性についてのメリット・デメリットを実際に活躍されている方の声をもとに整理してみました。

ゲストをご案内するために必要な膨大な知識を学ぶために、通訳案内士の資格取得はよいモチベーションになります。しかし、資格取得はそれ自体が目的ではなく、あくまでスタート地点です。
取得して終わりではなく、常に自分の様々なスキルをブラッシュアップしていかなければなりません。

資格が必要だ、と感じた方も「資格を取ってからガイドをしよう」ではなく、「ガイドをしながら勉強をしよう」というのが良いのではないかなと考えています。

常に学ぶ姿勢が必要なガイド業ですが、今からできる、スキルアップに必要なことを以下の記事でまとめています。

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